淡い鉛色の空の下には、立春を過ぎたというのに、南天の実が枝いっぱいに広がっている。
柔らかな日射しには、春の訪れが待ちどおしい、確かな手応えを感じられる今日この頃…。
そんな日のブランチには、色とりどりの野菜に、食卓塩と「エゴマ油」や「オリーブ油」をかけて、卓上にお花畑を作ろう。
レタスに、刻んだ紫キャベツと黄ピーマンを盛り付け、真っ赤なミニトマトと輪切りのキュウリを散らしたら、あとはチーズか生ハム、ゆで卵とアボガドのスライスがあれば、心も身体もヘルシーになれる。
とりわけ紫キャベツと黄ピーマンの色の対比は強烈だ。まるで色相環の180度に位置する「補色」のサンプルのようだ。
このところ、体内では合成できない栄養素(必須脂肪酸・α-リノレン酸)を摂取できるという「エゴマ油」にはまっている。
昨秋に広島市で開催された、中国地方の農畜水産物の販路開拓を図る商談会、「食農マッチングフェア」に出展された六次産業(エゴマを栽培している会社)の担当課長とフードコーディネーターからの要請で、受注率の向上に繫がるブース演出(VMD)のサポートをつとめた。
いよいよ、「バレンタインキャンペーン」もラストスパート!
その日の由来を超えて、チョコを練り込んだスポンジケーキや、チョコ饅頭が欲しい方も少なくない。
日本のギフト文化は、しなやかで自由自在に変身できるから面白い。
すでに翌月に控えている、春のブライダル・桃の節句・各種のお祝いパーティ・ホワイトデーは、射程内に入ってしまった…(本文冒頭より)
「ストアーズレポート」2019年2月 連載第164回「商いの実学・遊学・雑学」は、「春一番が恋しくなると欲しい日本のデニムとギフト文化」!
春の花々が一斉に咲き始める頃、フレッシュマンが入社してくる。
商人が学ぶべき課題はエンドレスだが、優先順位の検証・修正も、今年の課題として捉えてみたい…。
◇閃きの伝言板(如月~初花月・雪消月(ゆきげづき))
昨年末、わが国をはじめ海外にもその名が知られている優良企業・カイハラ株式会社の代表取締役会長「貝原良治」氏の早稲田大学での講演を聴講できるチャンスに恵まれた。
備後絣に始まって、デニムへの転換にいたる背景や、日本繊維産業の現状…etc.と、青い時代に戻って「藍染め」を学んだ。
ところで、着るほどに馴染むデニムだけれど、その股下調整で、思わぬ課題に遭遇したという方は、意外にも多い…?
◇歓談力に魅せられて!
東急Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されていた、国立トレチャコフ美術館所蔵「ロマンティック ロシア」を鑑賞した。
感動がさめやらぬまま、銀座のホテルに着くと、カウンターで応対してくれたのは金髪の青い瞳の青年・ロマン君だった…。
◇小さいようで大きな課題
銀座界隈を歩いていると、否応なしに視界に入ってきた著名店や国内外のラグジュアリーブランドのウィンドウ…小道具に予算をかけている割には…。
また、地方都市にある某百貨店で買い物をしていると、「フィッティングアドバイザー」のバッヂをつけたスタッフが応対してくれたのだが…。
【プロ販売員模試】 「早春の活力増進テスト」
〔 ストアーズレポート2019年2月号の主な内容 〕
《特集》 深化する百貨店のCSR
J・frontリテイリング/三越伊勢丹ホールディングス/エイチ・ツー・オー・リテイリング
そごう・西武/松屋
《ストレポFORCUS》
柏髙島屋ステーションモール 駅上立地の優位性を最大化 改装軸の反転攻勢が軌道に
全国主要都市の再開発プロジェクト 横浜・MM21、大阪、福岡で間断ない大型複合ビル開発
《六車秀之の流通メカニズムの解明 2》 アメリカSCのデッドモール化現象
《蔦川敬亮の TOKYO STORE'S GUIDE 107》
シェアする書斎「文喫」から学ぶ、サービス業発想の新しい価値提供
《渡辺林治の 奴雁 55》 日本株の見方 乱高下の幕開け
《COLUMN》
☆金田祐吉〈商いは草の種 57〉
"両雄"の復縁は、三浦一光氏と私の間から
☆三田村和彦〈平成四文字語112〉 「下意上達」他
☆キティこうぞう〈心の健康を鍛える112〉 エンディングノート
☆羽根浩之〈百聞一論〉 重要度増すCSR活動
▼月刊『ストアーズレポート』▼