◆「ファッション販売」連載始まる! 児玉千恵子の『衣服のソムリエ 育成ゼミナール』 | 児玉千恵子@連絡簿

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わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
児玉千恵子が書き下ろす公式ブログ

衣服のソムリエ育成ゼミナール  おしゃれ情報が、ネットや各紙・誌で容易に入手できる昨今。・・・けれども「おしゃれの迷い人」が、売る側にも買う側にも思いの外おられよう。
 「布・糸・服」と、私の仕事としての出会いは、クチュール店でデザイナーの「カバン」持ちをしていた青春の頃。
 そちらで、服飾の工程や素材などを学んだ後、婦人服E・O(イージーオーダー)の「補正師」として、百貨店で沢山のお客さまとの出会いを頂戴した。
 百人百様の「体形(型)と体格」、「お好み・おしゃれセンス」を、先輩や顧客の方々から教えていただく機会にも恵まれた。
 「紳士服」の特撰売場に移ってからは、企業の経営者から医療・政界・経済界その他の方々まで、各人・各様のニーズやTPOにお応えしながら、 もっともベストなスタイリングをお手伝いし、メンズ服を購入していただいた。
 インポートの企業本部(2社)に転職してからは、「教育職と販売促進」を兼務し、販売スタッフの長所や特技を開花させたり、 仕事を楽しくこなしていけるようにと精神面もフォローし、彼女・彼らへのティーチとコーチに努めた。
 フリーランスになっては、百貨店・SC・量販店・中小個店・メーカーに伺い、既製服・パターンオーダー(E・O含)に従事する方々に、 OJT研修会で講師を務め、ヤング服からミセスの高額ゾーンまでお手伝いをした。
 そんなある日、販売力とCS(カスタマーズ・サティスファクション=顧客満足)の向上を目ざすには、学ぶべき課題は沢山あるが、 (1)「フィッティング技術・知識」と、(2)「VMDの実践・ディスプレイ」の習得が優先課題ではないか・・・と、 私なりの答えが出た。「ハートフルな、瞳が笑っている接客応対」は必須の前提条件として・・・。・・・(本文冒頭より)

 ただ今発売中の月刊「ファッション販売」2020年新春1月号から、CSと販売力の向上を目指した「衣服のソムリエ 育成ゼミナール ボディ&スタイリングフィッター」の書き下ろし連載が始まった。
 その第1回は、「人の身体と部位名称-編」・・・既製服のフィッターのパイオニアとして知られる児玉千恵子が、なぜ「ボディフィッター・スタイリングフィッター(双方とも商標登録)」に力を注いできたかの、いわば序説・・・ その主な内容は、
お直し承り時の8大心得誌上初公開!のものも含め、
 ◇EC時代にも期待される「フィッター」の仕事
 ◇既製服のフィッターを誕生させた理由
 ◇フィッターの使命と職務
 ◇図解-人の身体と部位名称(レディス&メンズ)
 ◇お直し承り時の8大心得・・・レディス&メンズの「補正知識と技術」の基本ルール etc.・・・
 2月号からは、いよいよ、①服を知る 着こなしを考える サイズ感に強くなるをベースに、アイテムごとの、体形(型)と型紙との不つり合いからくる、不自然なツレジワの解明 etc.を、読者の習得度をふまえながらの、まさに「衣服のソムリエ 育成ゼミナール」全12回連載となる…。
第32回ボディ&スタイリングフィッター実践講座

〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
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