◆昨今は高級ゾーンの既製服であっても・・・第8回『着手のボディーに伴走する服』 | 児玉千恵子@連絡簿

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わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
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 メディアに登場する「メラニア夫人」は、大統領選の遊説先で、黒いウィングカラーの袖なしワンピース、ハロウィン直前には、イメージカラーであるオレンジ色や茶色(皮革)のコートドレスで現れたり、他の州では、白地に黒いレオパード(…のような)柄のドレスを着ていた。
 彼女が装う服は、ボディーにフィットした「ゆとり」がほとんどないタイプが多いが、抜群のプロポーションと美貌が幸いして、見る側も気にならないし、ノースリーブが多いから、本人も腕の動きの悪さを感じていないだろう。
 衣服(布帛地)には、呼吸をしたり、運動をしたりの他、美しいシルエットやデザイン上のフォルムを表現するために、「ゆるみ・ゆとり」が加味されている。また布地は温度や湿度、圧力によって形状を一定量変化させることも出来る(洗濯やドライクリーニングでも、1回目は変化する)。
 仕立ての良い注文服では、裁断前に「表地・裏地・芯地」を一晩ほど水につけて収縮させた後、生乾きの状態でアイロンを駆使して、地直し(経糸・緯糸を整える)をするが、昨今は高級ゾーンの既製服であっても、・・・(以下略)・・・(全文は、11/17の繊研新聞紙上を!)

 繊研新聞11月17日 FB連続小講座『ボディ&スタイリングフィッター 令和版』連載第8回は、『着手のボディーに伴走する服』。

第1回 9月15日 『フィッター「KAZAGI」をプロデュース 』 
第2回 9月29日 『3D計測+美意識とバランス感覚
第3回 10月6日 『着る人をフィーチャーさせるシャツ
第4回10月13日『モチベーションを高めるスカーフ
第5回10月20日『服でジョイフル・パワフル・カラフルに!
第6回10月27日『勇気を縫いこんだ淑女のドレス
第7回11月10日『いとおしい ファブリック
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
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