こんにちは、
直観アドバイザーKazuです。
 
 
8/17は私にとって、
大きな節目を迎える日となりました。
 
 
それは大学を卒業して、
高校教師になってから始まった
親の借金2千万弱を背負うという大役を
終えた日だからです。
 
 
数えてみたら、23年間
親の借金を姉たちと一緒に
払い続けてきました。
 
 
20代の頃、親が歳を取りすぎていて
お金を借りることができないからと、
仰せつかった大役。

 
就職したばかりで、
社会のイロハなど何もわからなかった私、
とにかく親を助けねばと
受け入れたものの、
 
当時は苦しくてしんどくて
何度もうちひしがれそうになりました。
 
 
留学したいと貯めていた
わずかな貯金も
 
子供の病気で辞めざる負えなくなった
教師をしていた頃の退職金も
 
すべてが親の借金に
消えてしまったときは、
 
「なんのために
私は生きているのだろう．．．。」
 
と生きることが辛くてしんどくて
人生やめてしまいたいと思ったことも
ありました。
 

 
「こんなわたしじゃ、
結婚してくれる人など
現れるわけがない。」
 
そう勝手に決めつけて、
 
優しい彼氏ができても
どこかで自分が傷つく方へ
物事を持っていき、
 
ボロボロになるまで働いて
 
当時の生きがいと言えば、
「生徒との交流」だけ。
 
 
 
そんな自分を傷つけてばかりいた私が
今のように元気になれたのは、
夫との結婚がきっかけでした。
 
 
「え？借金2千万？
 
二人で働いていたら
どうにかなるんじゃない？
 
大丈夫だ、かっち一人で
生きているんじゃないんだから。
 
なんとかなるさ。」
 
そう私を
受け入れてくれた夫。
 
 

そうか、彼がそう言ってくれるなら
何とかなるのかもしれない。
 

そう思い、ある日、
 
「神様は乗り越えられない
試練は決して与えない。
 
私に学びとしてこの体験があるのなら、
もう腹を括る！
 
私は自分らしく生きながら
背負った借金を返してやる！！！」
 
と決めました。
 

 
30代は
幼子を育てている最中に
 
母がアルツハイマーにかかったり、
父が手足が動かなくなって
介護のため毎週のように実家に通い、
 
起業はしたものの
閑古鳥が鳴く状態が続き、

派遣社員をしながら
借金を返済していました。
 
 

 

不思議なのですが、
その度に夫の
「なんとかなるさ。」
という言葉に支えられました。
 

 
父が亡くなった６年前に
連帯保証人だとばかり思っていたら、
私が債務者だったことが分かり、
 
「えー！？
 
私、債務者だったの？？？
だからあんなに背中が重かったんだ！」
 
とつい最近気づいた
呑気な私．．．（苦笑）。
 
 

自分がこしらえた借金よりも
人の借金を背負うことが
こんなに重いものだとは
体験してみなければ分からないことでした。
 

 

 
17日は丸一日、
「完済した私」を味わってみたのです。
 
 

大きな感動があるかと思えば
とりわけそんなでもなく、
 
私が感じたことと言えば、
 
「おー、なんか背中が軽くなったなぁ。

人生なんとかなるもんだな（＊＾＾＊）」
 
というものでした。
 
 

大好きな
本田こーちゃんと話していた時、
 
こーちゃんが
 
「かっち、俺さ20代の頃、
親が8億円の負債抱えて
本気でHPの作成に乗り出したじゃん。
 
だからさ俺、

『借金抱えて苦しいんですー。』

って人が来ても、
大丈夫！って心から言えるのね。
 
かっちもそうじゃん、
 
境遇的に大変な想いを
沢山してきたけれど
 
今大好きな仕事をして、
親の借金まで返している。

 
それってさ、いつか
同じ思いをしている人たちに
 
『私もそうだったけど、今幸せだよ。
あなたも幸せになれるよ。』
 
と伝えるために
あるんじゃないかな。」
 
そう話してくれた時、
 
心の奥底につっかえていたものが
スーッと消えていくのを感じたのです。
 
 

それからかな、
 
【親の借金は
宇宙に貯金しているのと同じ―！
 
きっといつか
宇宙から私におりてくる～☆】
 
と思えるようになったのは（笑）。
 

 
花の20代、
勤労女学生のように働いていた私に
 
年を取った
40代の私が言葉をかけるとしたら、
 
「大丈夫、
貴方は幸せになれるよ。」
 
ということ。
 
 
 
「無理だと諦めていた結婚も出産も
 
大好きなことで仕事をすることも
 
愛する家族に囲まれていることも
 
ちゃんと叶っているよ。
 
 
父は家族に囲まれて天に召され、
 
母は認知症で暴れていた2年前が
嘘のように今穏やかで
昔の優しさを取り戻して、
 
癌にかかった義父母は寛解期を迎え、
 
闘病生活を続けている兄は
生きる希望を見つけたよ。
 
 
そして昨日、
家の借金が完済したよ。
 
これで少し、お姉ちゃんたちも
お兄ちゃんも母も天国にいる父も妹も
気持ちが楽になるんじゃないかな。
 
 
あのとき、
人生を諦めなくて本当に良かったね。
 
 
『私を生きたい！』
と本気で思えて良かったね。
 
 
いろんな尊敬する人たちのところに
飛び込んでみて良かったね。
 
 
貴方のあの苦しみが
 
沢山流した涙が
 
決断が
 
今の私を創っているよ。
 
 
 
そして多くの人たちに
助けてもらったね。
 
 
みんながいたから
今のKazuがいるよ。
 
 
 
それを忘れずに
 
どうか今を
 
貴方の人生を
 
笑顔で生きてください。」
 
 
これは今の私が
過去のわたしに贈るエールです。
 
 
そしてきっと
未来のわたしが今の私に
送ってくれているエールがあるから
私は「今」を生きている
のだと思うのです。
 
 
 
今日は「告白」というタイトルで、
私の過去と
今の想いを赤裸々に書きました。
 
 

 
どんな人も
形は違えどいろんな境遇を
味わっています。
 
 
それはすべて今の自分を創るために
必要だったこと。
 
 
 
だから
「すべてにありがとう」
なのです。
 
 
＊＊＊
 
 
～私と似たような境遇で
辛い思いをしているあなたへ～
 
 
 
 
大丈夫、大丈夫だよ。
 
 
どんなことも
きっとなんとかなるから。
 
 
そしてあなたが諦めない限り、
道は明るく照らされていくから。
 
 
自分を
周りを
天を信じて歩いていこうね。
 
 
＊＊＊
 
「まほう　の　ことのは」
を読んでくれている
貴方へ心を込めて
私からの応援歌でした（＊＾＾＊）
 
 
 
それではまた。
 
 
 
ただただありがとう
 
 

 
直観アドバイザーKazu