光になったまめ太郎 | まほう の ことのは

まほう の ことのは

幸せの種は貴方の中にあります。

自分らしさに繋がって、
あなたという花を
一緒に咲かせてみませんか?

 

こんにちは、
直観アドバイザーKazuです。


 
 
2020年、3月13日(金)、
我が家の愛犬まめ太郎が
天に召されました。
 

 
2019年1月、
肺に癌が転移していることが分かり、

「春までもつか...。」

と獣医さんに
宣告されていたまめ太郎。

 
 
去年、春を
無事に迎えることができ、
 
「すごい、奇跡ですね!」
と驚かれるくらい
元気に過ごしていましたが、
 
12月から突然歩けなくなって
尿が出なくなり、

大好きだったご飯を食べることを
拒否するようになりました。
 

 
今年2月上旬から下旬にかけて
肺の腫瘍が一気に増え
吐血を繰り返すようになり、
 
ほぼ毎日病院に行き、
点滴と注射の毎日が
続いていました。
 
 

3月は便も出なくなって
肺がんによる呼吸が
荒くなっていました。
 
 

12月から3月まで
仕事や用事以外は
ずっとまめ太郎に付き添って
看病をしていましたが、
 
先週水曜日、
水も吐くようになり
明らかにいつもと違う
呼吸をするようになりました。
 
 

急いで病院に連れて行き
先生に診てもらったとき、
 
獣医さんから初めて
「これはまずい。」
という声を聞きました。
 

 
処置をしてもらった次の日
酸素ハウスを導入して
家族皆で看病していたのですが、
 
夫が隣で眠っていた早朝に
眠るように
天国に行ってしまいました。
 
 

皆が起きた時、
まだまめ太郎の体が温かくて
 
看取ってやれなかった後悔と悲しさ、
まめ太郎が死んでしまったことを
受け入れられない感覚が
何度も何度も交差しました。
 
 

まめを抱きながら
 
皆で声を上げて泣いて
 
目が痛くなるくらい泣いて
 

仕事に行かねばならなかった
夫の代わりに
 
息子たち2人と私で
「ありがとう」と泣きながら
まめ太郎の体をきれいにして
お花やジャーキーを飾りました。
 

 
その姿はまるで眠っていて、
声をかけたら
今にも起きてきそうな
愛しい姿でした。
 
 

 
まめ太郎が亡くなった日は
可愛がってくれた義理の父母や
近所の犬仲間が来てくれて、
優しさに包まれた夜となりました。
 


 
夜は居間でまめ太郎を囲んで
家族みんなで眠って、
 
 
次の日火葬前に
まめと一緒に家族全員で
大好きだった運動公園に
散歩に行き、
 
獣医さんにありがとうを
伝えに行きました。
 
 
「本当にまめちゃん、
よく頑張りましたね。」
 
そう優しく
撫でていただきました。
 
 

 
ひとつ私と夫が心配していたのが、
火葬のときに
8歳の次男に拾骨をさせるかどうか
ということがありました。
 
 
まめ太郎は次男を
まるで弟のように
いつも面倒を見てくれていました。
 

 
小さな息子が
まめ太郎の肉体が骨になり、
それを拾うということに
耐えられるかどうかが
心配だったのです。

 
 
息子にどうするか
尋ねてみました。
 
 
すると息子はこう言ったのです、
 
「ぼくたちが拾ったほうが
まめ太郎は喜ぶでしょう?
 
だからぼくは拾う!」
 
 
 
 
まめー、ありがとう、
ありがとうー!
 
と泣きながら
骨を一緒に拾いました。
 
 
 
 
あまりにも泣きすぎて、
泣いたまま
その日は眠ってしまいました。
 
 
 
すると夢に
まめ太郎が出てきました。
 
 
 
大好きな公園の芝生の上を
嬉しそうな顔で
元気に走り回っているのです。
 
 
 
去年の12月から
走れなくなったまめ。
 
 
あぁ、そうか、まめは
ずっと足が麻痺していたから、
 
走りたかったんだね
 
かけっこしたかったんだね
 
 
それがまめ太郎の
願いだったんだね。
 
 
そう思いながら泣きました。
 
 
 



動物は無条件の愛を
飼い主にくれます。
 

 
それは本当に深く、
生きる上で何が大切なのかを
教えてくれます。
 
 
 
別れという悲しみがあっても
「ともに生きたい」
と思うのは、
 
それ以上に多くの喜びや
幸せを与えてくれる
愛しい愛すべき存在だからです。
 
 
 
まめ太郎がお骨になったとき、
次男が
 
「ママ、
こんなに涙が出るのは、
それだけ【大好き】が
あったからだよね。
 
だけどこんなに悲しいなら、
もう犬を飼わない方が良いのかな?」
 
そう尋ねてきました。
 
 
「そうだね、
それだけまめが大好きだったから
涙がたくさん出ちゃうんだよね。
 
まめは光になって、
かみさまのところに行ったから
大丈夫だよ。
 
 
【大好き】の悲しみも含めて
愛と呼ぶの。
 
 
だから『いつかまた
まめに会えますように』と祈って。
 
 
きっとかたちを変えて、
まめに会えるから。」
 
そう話しました。
 
 
 
息子は一生懸命に
 
「まめ、いつか、
お兄ちゃんかぼくのところに
また来てね。
 
たくさん可愛がるからね。
大好きだよ、ありがとう。」
 
とお祈りしていました。
 
 
 
まめ太郎が天国に行って、
家が静かになった気がします。
 
 
あの愛らしい笑顔や
甘えっこなしぐさ
 
 
玄関でいってらっしゃいと
おかえりをしてくれる姿や
 
どこにでもくっついてくる
可愛らしさ
 
 
風を切って走る大好きな散歩
 
 
抱っこして川の字になった昼寝
 
 
看板犬として
泣いているお客さんの隣に
そっと座っていた姿
 
 
至るところに
まめ太郎との思い出があって、
 
泣き虫ママのわたしは
今でも涙が
こぼれてきてしまいます。
 
 

 
一緒に頑張った約2年半の
闘病生活、
 
最後まで犬らしく生き、
犬らしく天寿を全うした
まめ太郎に
 
心からの敬意とありがとうを
捧げたいと思います。
 
 
 
 
まめ、ずっとずっと大好きだよ。
 
 
家の子になってくれてありがとう。
 
 
みんなのこと、
どうか光になって見守っていてね。
 
 
ありがとう。
 
 


 
宮城のお店でまめ太郎を
可愛がってくれた皆さま、
本当にありがとうございました。
 
 
 

 
心からの感謝を込めて
 
 
 
 
直観アドバイザーKazu
 
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