No.727 懐かしいけどデンジャラスな陰陽火鍋 | ryokukanetworkのブログ

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砂漠緑化活動を行うNGOのスタッフブログ。農村出身の若者達の日常がメインです。中国の農村の日常を綴ったブログはレアかも?まったりゆるゆる系でボチボチ更新します~!

みなさん、こんにちは。

たーろんです。

 

日本に帰国来日する直前のこと。

現地での仕事もほぼ終えて、次年度用のマツ苗の視察や今年分の支払いのために、

ちょうぶちょうと一緒にお隣、遼寧省の章古台というところまで出かけました。

 

ここは、中国でも西の楡林、東の章古台並び称される、マツ苗の生産地です。

苗畑の老板と久々に再会して話が盛り上がり、

(老板=オーナー。たーろんは万国共通語だと主張しています。。)

 

じゃあ昼食でも、ということになりました。

 

彼の家がある彰武やカンヂカは、それぞれそこそこ大きな街で食堂もたくさんあるんですが、

それぞれ車で30分以上かかります。そこで近場の章古台で食べようということになりました。

 

 

章古台も一応鉄道の駅はありますが、

街の規模で言えば三家子クラスの小さな街です。

(=緑化隊で昼食を食べる食堂がある村)

 

老板がどうしても火鍋がいい!ということで店を探し、

ようやく見つけたのがこの店。

 

 

 

カンヂカなどでは個人個人で小さな鍋で調理する形式が主流になりましたが、

ここは昔ながらの1つの鍋を実那で囲む方式です。

(きみが忌み嫌う、伏魔殿ですやん)

 

 

 

 

激辛と薬膳と2種類の味を

(そんな辛くないよ)

陰陽模様(=対極図)のような鍋の形が特徴的。

 

 

 

ね、似てるでしょ?

白と黒なら良かったのにね。。

(黒い鍋ってどんなんよ?)

 

 

 

 

久しぶりだね!

 

最近カンヂカではめっきり見かけないよね

 

 

などと、ちょうぶちょうと懐かしんでいたのもつかの間、

 

思い出しました。。

 

 

この鍋は越境攻撃があるんです。

 

 

激辛が沸騰してくると仕切りを乗り越えて薬膳の方まで攻めてくるんです。

(渾然一体としますな)

 

 

 

 

この感覚は3,4年ぶりでしょうか。。。

 

 

カンヂカでも当初は陰陽鍋しかなかったんですが、

数年前から個人鍋にとってかわるようになりました。

味の好みが違うため、個人個人で微調整できる鍋が好まれたんだと思います。

 

 

 

 

私は辛いモノが超超超超苦手なので、当然ながら個人鍋が良いのですが。。

ふぅ、やれやれです。

(あんた、箸が止まってるね)

 

 

こっちの人はこのように、

「さあ、たーろん、今日は俺の奢りだ!食え食え!」

と、どんどんお椀に入れてくれます。

 

あぁ、、そっちは危険物。。。

などと言ってる暇もなく、

どんどん赤い物体でお椀が満たされてしまうのを呆然と見守っていました。。

 

んーーー、、、辛い。。

 

しぬ・・・

 

 

ごちそうさまでした。。

(ご愁傷様でした)

 

 

(おしまい)

 

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