No.744 新型肺炎、現地続報(カンヂカ編) | ryokukanetworkのブログ

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砂漠緑化活動を行うNGOのスタッフブログ。農村出身の若者達の日常がメインです。中国の農村の日常を綴ったブログはレアかも?まったりゆるゆる系でボチボチ更新します~!

みなさん、こんにちは。

せるげれんです。

 

 

新型肺炎ですが、日本でも感染が拡大しているようで、こちらも心配しています。カンヂカでは24時間態勢で住民の出入りをチェックしています。恐らく中国全土で、このよう集落単位での隔離政策がその効果があってか、カンヂカを含む通遼市や内モンゴル自治区でも、新たな感染者情報が聞こえてこなくなりました。(日本より断然厳格!!こういう時には安心ですな)

 

 

 

 

各地区の居民委員会(自治組織、隣組のようなもの)が入口の門のところで待ち構えていて、身分証を呈示して、体温チェックのあと、どこに何をしに行くか登記しないと外に出られないんです。

 

 

 

 

 

(レーザー式ね。なんか、ホールドアップ!みたいだな)

 

 

 

ちょっとそこまで散歩なんて、もちろんダメです。スーパーなどに買い物に行くのは一家で1日1人だけ許可されます。重たい荷物になるので基本的に私が担当です。

 

 

 

 

 

 


 

スーパーに着いても、身分証を登録しないと中に入れません。

 

 

 

 

普段より商品はちょっと少ないですが、必要なものは購入可能です。でも撮影はダメって言われました。また、便乗値上げもかなり厳しく取り締まられています。先日通遼市街のスーパーが500gのエノキを200元(=約3,000円)で販売し、すぐに通報されてとんでもない額の罰金を取られたそうですよ。それ以降、スーパーには毎日物価局の職員が価格を検査に来るようになったため、便乗値上げは今はほとんど見なくなりました。

(最近は日本の方がマスクだのなんだの、横流しや抱き合わせ販売などが増えてきましたな)

 

 

あとは、夜間は基本的に出入り禁止ですので、飲みに行って遅く帰ってくると家に戻れませんので気をつけましょう!

 

 

 

(こんな時に飲みに行くヤツは、柵乗り越えちゃいそうだけど。)

 

 

子供の幼稚園などはまだお休みです。でも、小学校より上の学校では、ネットでオンライン授業が始まるらしいですね。一体どうやるんだろう、すごいですね!私が子供の頃なんて、何かの理由で学校が休みになったら、喜んで外に遊びに行っていましたが、今の子供達は、どこまでもネットに追いかけられて大変ですね。

(良いのか悪いのか)

 

(つづく)