No.745 新型肺炎、現地続報(農村編) | ryokukanetworkのブログ

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砂漠緑化活動を行うNGOのスタッフブログ。農村出身の若者達の日常がメインです。中国の農村の日常を綴ったブログはレアかも?まったりゆるゆる系でボチボチ更新します~!

みなさん、こんにちは。

さっちゅです。

 

前回は、せるげれんが地域の中心であるカンヂカ市街地の様子をお伝えしたので、今回は農村部の様子をお伝えします。

 

新型肺炎の影響で、私が住むバオルン村も封鎖が実施され、約一ヶ月が経過しました。

 

 

 

 

こんな風に、わりと突破されやすく見えますが、近くにテントを張って、村の若者が交代で24時間立ち番に就き、村の出入り口を見張っています。

 

 

 

このテントは、私の住んでいるバオルンのものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは同じ農村部で、ちょうぶちょうやせるの出身地、ガボウの様子。はやりバオルンと同じように若者が番をしているようですね。

 

 

 

 

 

 

 

ガボウは、幹線道路に隣接しているため、村への出入り口がいくつもあり大変ですね。画像の検問は、緑化隊のみなさんがガボウ村に入るちょっと手前の入り口です。当然、皆さんがいつもガボウに入ってくるときの交差点にも、検問があるそうです。

 

 

 

恐らく、この近隣だけではなく、内モンゴル、いや、中国全土の農村が、こういう自治組織での封鎖を行っていると思います。

 

 

 

村の内部の人・外部の人を問わず、基本的に誰も出入りはできません。唯一村で一日一人だけ、買い出しのために車両での出入りを許されていて、その人に託して生活必需品(薬や食料、燃料など)を購入しています。

 

 

(この、白い車がそうですな?公安の車じゃないんだね)

 

 

でも村の全家庭で必要な物資を一人で買い出しなんて無理ですので、みんな我慢して相談しながら少しずつ物資を村に運んでいます。こういう時こそ、団結ですね。

 

 

通遼市街地でも1人確定症例が発生したというニュースを聞いて、村人はみんな怖がっていますが、以降、新たな感染者は発見されています。最前線で医療行為に携わってくれている人がいるので、きっと押さえ込みに成功してくれると信じています。それまで私たちもがんばります。

 

 

(日本では、こんな長期間の完全封鎖なんて無理ですね。その点、中国は徹底していますね)

 

 

(おしまい)

 

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