中国当局に拘束されたチベット人が5か月たった今も行方不明 | 【チベットとビルマの難民支援】難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ

中国当局に拘束されたチベット人が5か月たった今も行方不明


ラサ近郊の空港で3月に拘束されたチベット人ビジネスマンテンジン・チュペルが、拘束から5か月たった今も行方不明のままだ。留置所で拷問を受けているのではないかと親族は心配している。

 
チュペルは、チベット自治区ナクチュの生まれだ。チュペルは四川省成都からゴンカル空港に戻ったところで拘束された。
 
「彼の連行先は不明です。」
匿名の人物はこう語った。
 
「親族や友人は彼の身の安全や健康状態を懸念しています。」
 
「その後、警察がチュペルの家の家宅捜索に入った際、政治的な文書やダライ・ラマの写真が見つかりました。」

「しかし、中国当局が彼を突然拘束した理由は不明です。」
 
 
チベット人の団結のため

チュペルは、チベットの環境保護に努め、チベットの歴史も学んでいた。
 
「チベット人の団結を訴える活動もしていました。」
 
「数年前、ナクチュの聖なる山を採掘から守るべく、政府にロビー活動も行っていました。」
 
【亀田浩史訳】
 

 

 
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