チベット僧が中国当局から懲役4年の判決を受ける
四川省のキルティ僧院のチベット人僧侶ロブサン・タブケ(37)に懲役4年の判決が出された。彼の現在の状況、罪状は不明だ。
判決が出されたのは7月30日のことだ。逮捕は昨年であった。インドのダラムサラにあるキルティ僧院の姉妹寺院の僧侶カンヤク・ツェリンからの情報だ。
タブケは、キルティ僧院付属の仏教ユーススクールを卒業している。
「この学校は、キルティ僧院の付属とは認められないと言われました。その後、様々な困難に直面し、2002年に閉校しました。」
拘束中行方不明
この件とは別に、中国警察に拘束されたチベット僧2人が行方不明になっているという。
この件とは別に、中国警察に拘束されたチベット僧2人が行方不明になっているという。
2018年8月に逮捕された同じくキルティ僧院の僧侶ロブサン・ドルジェ(36前後)の消息が不明になっている。また、2017年末に拘束されたトトシク僧院の僧侶トゥブパ(32)の消息も不明だ。
トゥブパは、2008年、政治的なスローガンを叫び、中国国旗を燃やしたとして、以前も逮捕されていた。また、彼の父カルサンもスローガンを叫んだとして、2011年3月16日に逮捕された。
【亀田浩史訳】
【亀田浩史訳】