役人の予算不正利用の可能性を問うたチベット人が中国当局から懲役7年の判決を受ける
チベット人アニャ・センダが、6日、2日間の裁判の後、中国当局から懲役7年の判決を受けた。役人の腐敗、違法な採掘、保護動物の狩猟についてインターネット上で異議を申し立てたためだ。
「センダの逮捕と判決は、チベット人活動家および環境保護者に対する中国当局による嫌がらせが広がっていることを示しています。」
イギリスのロンドンに拠点を置く Free Tibet はこう述べた。
センダの弁護士蔺其磊によると、センダは判決を不服として控訴するという。
過去の投獄
センダは、2014年、キャンチェ町の町長に選ばれた。その後、政府の腐敗に疑問を呈したとして、15か月間投獄された。その間、厳しい労働をさせられ、健康を害した。
「センダは、政府が発表した予算と実際に使われている額の乖離について議論していました。」
「これが当局を怒らせ、拘束につながった可能性があります。」
「これが当局を怒らせ、拘束につながった可能性があります。」
【亀田浩史訳】