今夏の8月17日、北海道大雪山系の黒岳と旭岳に初雪が降った。
山間部なので早い年では8月下旬の初雪はあるものの、平年より1月ほど早かった。
あれから3ヶ月経ち近傍の山には初雪が降ったが、平野部は一向に降る気配が無い。
平野部は、早い年だと10月中旬に初雪となる。
近年は秋が暖かいことが多いが、今年もそのようである。
報道によれば、初雪の遅さとしては2番目の記録という。
天気は良くも悪くも、極端に振れると揺れ戻しが怖い。
特に雪は揺れ戻しがあり、結局馴らすと例年並みの積雪ということが多い。
気温もこうまで暖かいと、揺れ戻しで冬の寒さが気になるところだ。
久しくなかったが、道内の氷点下30度台後半越えもありそうな感じがする。
ちなみに、氷点下40度台は1902年(明治35年)1月25日の氷点下41度が公式記録として残っている。
なお、非公式では1953年(昭和28年)1月3日に風連町(現上川管内名寄市:札幌市の北北東約180km)で個人の気象観測家が観測した氷点下45度と、1978年(昭和53年)2月17日に幌加内町母子里(旧空知管内、現上川管内:札幌市の北北東約180km~名寄市の西隣)の北大演習林の観測で氷点下41.2度を記録している。
近年は大変暖かくなり、氷点下30度台がめっきり減ったが、同20度台は必ずある。
そのような日は、最高気温でも氷点下二桁台になることがあるが、朝が特に美しい。
雲一つ無い碧空の下、空気中の水分が凍り陽光に輝く。
そして快晴だから雪が降らず楽ができる。
もちろん、外は寒いが屋内は暖房を利かすので暖かい。
だから、北海道では冬と夏にビール消費のピークが来る。
今季の冬がどのようになるか、気になるところだ。
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