北海道の2月は、一年で一番寒暖の差が激しい。
立春を過ぎ、冬至から二月ほどたったので、日差しはめっきり強くなる。
3月の雪と違い、雪面は未だ白いので実に眩しい。
温度も暖かい日は、プラス10度以上になることもある。
しかし、そこに高緯度高気圧が張り出すと、マイナス30度台が道内で続出する。
1978年(昭和53年)の2月17日は、非常に寒い日だった。
非公式ではあるが、上川管内(旧空知管内)幌加内町母子里の北海道大学農学部付属演習林での記録がある。
デジタル計で氷点下44.8度、水銀計で同41.2度をだった。
同日の気象庁公式記録は、旭川市江丹別の氷点下38.1度だ。
同じ月に、プラス10度とマイナス40度という、50度の差が生じる。
もっとも、こんな年は二、三十年に一度くらいだが、寒暖の差が20度は全く普通だ。
しかしながら、寒暖の差は春が近づく証でもある。
これから彼岸前後までは猛吹雪もあるが、確実に春への歩みを感じる。
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