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反省、ああ反省
昨日Facebookを見ていたら本日の誕生日というものがポップアップされ名前に昔の上司があった。その上司は今から数年前にガンでお亡くなりになっている。
それからしばらく頭の中は走馬灯のようにサラリーマン時代の生意気だった自分とそれを許容してくれた上司の姿が駆け巡っていた。
そしてその上司は栄転で転勤した後に次の支店長に呼び出されてこう言われた。
『昇格だ。俺ならお前は上にあげない。○○さんに感謝しろよ。』その〇〇さんこそこの上司だ。
あの頃の私はこう考えていた。『どう考えても俺のほうが正しいことを言っているのになぜ怒られなきゃならないの』と。
残念ながらそれはサラリーマン時代ずっとそう思っていた。年齢にして40歳になるにも関わらず気がつくことができなかった。
それでも生意気盛りの自分に対して笑顔で理路整然と反論してくれた上司だった。心よりご冥福を祈ります。ありがとうございました。
なぜ正しいことが認めてもらえなかったか
今現在もコロナウイルス騒動は終わるどころか被害を広げています。その中で岩田医師がダイヤモンドプリンセス号に乗船した際のyoutubeが騒動を引き起こしています。
それに対して高山医師がFacebookにコメントを書いているのを読むにつれてなぜ自分が正しいにも関わらずダメだったのかがわかりました。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2703278763058947&id=100001305489071
この文章の中にこんな一文があります。これだ!と昨日上司を忍んだからでしょうか?余計に大きく目を見開いてみてしまいました。
>岩田先生の感染症医としてのアドバイスは、おおむね妥当だったろうと思います。ただ、正しいだけでは組織は動きません。とくに、危機管理の最中にあっては、信頼されることが何より大切です。
つまり正しいだけではダメなんだ。信用とか信頼感がないと誰も聞く耳を持ってくれないだ。と。
俺が正しいことを言ったのにあいつらは聞く耳を持ってくれなかった。というのは簡単だがそれはプロとしてはダメなんだ。
プロは成果を出すことを求められています。
正しいことをいうことではない。成果を出すプロセスには正しいことの他に信頼されることというのがあるのだということです。
サラリーマン時代の自分にかけていたのはまさにこれで『人として』未熟すぎたということだったと気がつきました。
アリストテレスのエトス・パトス・ロゴス
昔誰かに教えていただいた話にあのアリストテレスのエトス・パトス・ロゴスがあります。
話に説得力を持たせるにはこの3つの要素を持つ必要があるというのです。
エトス(信頼)、パトス(感情)、ロゴス(論理)の3つが揃えば説得力を持ち人を動かされるということです。
正しければ、はロゴスでそれだけでは説得力を持たないので人は動かなかったのでした。
こんな古の時代から言われている言葉があるのにそれを応用できなかった私です。
同じ失敗はしないようにFPとして情熱と論理構成、そして信頼されるように振舞ってお客様の幸せに貢献したいものです。
マイホーム相談が増えてきました
地震による熊本バブルの崩壊でマイホーム相談も少なくなるだろうと予想していましたがいい意味で裏切られています。
情熱と論理構成は今までのままですが信頼される振る舞いというのをもう少し意識していこうと思います。
この3連休は全部仕事で忙しくなりそうです。3連休後は東京に行く予定にしています。
また勉強です。
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人生は人との出会いでしか変われない
永野FPオフィス FP永野 修
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