西園にあるアイアイの森に展示されている霊長目アイアイ科の原猿アイアイ。
マダガスカル島の熱帯雨林に生息するネコ程度の大きさの原始的なサルで、ふさふさとした毛がはえた長い尾をもっています。童謡の「アイアイ」で有名なおサルさんですね。
アイアイは夜行性の動物であるため、動き回っている姿を見れるようにするため、その展示場は昼夜が逆転していて、日中は真っ暗に近い状態になっていますが、
真夏の夜の動物園が開催されている間は、午後7時になると照明が点いて、明るい状態でアイアイの姿を見ることができます。(しかし、明るくなったということは、アイアイからみれば朝になってきたということですから、巣箱の中に入って眠ってしまうことも多いようです。)
アイアイは細長い特徴的な指をしています。特に第3指(中指)が長くなっていて、木や土の中にいる昆虫の幼虫を掘り出して食べるのに役立っています。
マダガスカルでは縁起の悪いもの、悪魔の使いとみなされることもあるそうで、真っ黒なマントを着た不気味な感じがする魔法使いのようにも見えますが、明るいところでよく見ると、丸く大きな眼が愛らしいおサルさんです。
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