先日、義理の姉と上野の国立西洋美術館へ「松方コレクション展」を観に行ってきました。
国立西洋美術館60周年記念の展覧会です。
私は今まで知りませんでしたが、昭和34年に国立西洋美術館が開館した際、
元となったコレクションで戦前フランスに敵国財産として没収されていたものを
寄贈返還されて開館に至ったのだそうです。
「松方コレクション」は川崎造船所の初代社長だった松方幸次郎がヨーロッパでおよそ10000点もの絵画、彫刻などを
買い集め、日本で一大美術館を創る計画だったそうで一時はフランスの画商のもとから絵画がそっくりなくなるくらいの勢いだったそうです。
しかし、そのコレクションは数奇な運命をたどり日本に残ったものも少なくその計画は頓挫しました。
昭和34年の寄贈返還によってやっと松方幸次郎の思いがかなったわけです。
展覧会を回って国立西洋美術館所蔵の絵画が点数としてはほとんどを占めていますが
やはりこれぞ傑作というものは返還に至らずフランスのオルセー美術館や外国の美術館に所蔵されて
います。今回はそうゆう傑作を借りてきています
戦勝国の強みですね
一番私が今回の展覧会でいいな~と思ったのは
やはりゴッホの「アルルの寝室」でした
もちろん「オルセー美術館所蔵」
国立西洋美術館に入ったのは初めてでしたが内部はアップダウンの多い構造で「ル・コルビュジェ 」の
建築で世界遺産だそうですが見る側としては結構疲れました
平日の曇天の日にもかかわらず上野は大勢の人で賑わっていました。
東京文化会館にも入ってみました(なんと40年ぶりに)
以前はエントランスにショップなんて無かったように思うんですが・・・
姉と一緒にすっかりお上りさんをして楽しんできました
byさっちゃん
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