*Joy of Staying Home*
米国の新型コロナウイルス感染者数がとうとう10万人を超え、中国、イタリアを抜いて世界最多となってしまいました。
カリフォルニア州では今月19日に自宅待機命令が出ましたが、去年からほぼ在宅勤務になっていた夫にも、専業主婦の私にも、幸いさほどの影響はありません。
心配と言えば、先のブログで書いた通り、トイレットペーパーが買えないことくらいで…。
ですが、家の在庫が心細いとDCに住む姉にこぼしたら、「大きいパックで買ったばかりだったから」と先週7ロールも!送ってくれて。
これでケチケチ使えば^^;2、3週間は大丈夫だろうと、精神的にとってもラクになりました(ありがとう、オネエサマ!!)。
これも先週のことですが、日本のスーパーに行ったら、野菜や肉、魚は普通にあるのに、インスタントやカップ麺類、お米の棚がガラガラでびっくりしました。
お米が買いたくて行ったのですが、欲しいサイズで残っていたのは平成27年度(!)の魚沼産コシヒカリのみ…倉庫の隅から引っ張り出して来たのでしょうが、2kgで22ドルは高いのか安いのか…?
近所のスーパーでは入店者の人数を制限していて、先週の土曜、10時前に行ったら15、6人くらいの列が出来ていました。
25分ほど待って、入り口で係の人が消毒してくれたカートを渡されて入店。
トイレットペーパーやペーパータオルは既に売り切れ(店から帰る人がトイレットペーパーを持っていたので「あ、売ってるんだ」と思って嬉しかったんですが…)。
他はバターのいつものサイズがなかったり、欲しいチーズがが売り切れだったりした他は、いつもと同じ品揃えでした。
外出禁止と言っても食料品や日用品の買い物は出来るわけで、買いだめの必要はないのに…どうして物資が不足するのでしょう?…早く人々が正気に(?)戻ってくれるのを…何より、コロナが終息してくれるのを祈るばかりです。
もともと私は家にいるのが好きで、こもっていても退屈しないタチです。
読みたい本は文字通り山ほどあるし(今読みかけなのはクリスティの「復讐の女神」です^^)、その山の横には編みかけのタティングレースが積んであるし、ピアノで弾いてみたかった曲の楽譜を、この前やっと見つけて書き写したばかりだし…。
今年は驚くくらい雨の日が多くて、庭の植物が生き生きしています。
ラナンキュラスは、とりわけ楽しみにしていた大きな白い蕾を、リスに齧られたりもしましたが…。
薔薇もたくさん蕾をつけたのは嬉しいのですが、うどん粉病が頻発するのでせっせと薬を撒いています。
蔓薔薇も例年にないくらい蕾をつけていて、とても楽しみです。
これから暖かくなると、アブラムシとの闘いも始まりますが(嬉しくないなぁ)。
リスに掘っくり返されながらも健気に頑張って咲く花に元気づけられます。
家にいても、こうして楽しみは色々あるけれど。
やっぱり、「好きで家にいる」のと「出かけられない」のとでは、雲泥の差がありますね。
散歩がてらショッピングに行ってソフトクリームを食べる(日本と違ってソフトクリームを売っているお店は少ないです)、お気に入りのベーカリーから翌朝のコーヒーのお供用にペストリーを買う、少しおめかしをしてレストランで食事をしてコンサートへ行く…普段していたことが出来なくなったのは、ストレスと言えばストレスですが。
今度の感染拡大で、生活に深刻な打撃を受けている人に比べたら何でもない。
本当に困っている人に、政府の支援が早く行き渡ればいいのですけれど…。
今回はめぼしい食卓の写真がなくて、珍しく「団子より花」の記事になりました(?)。
日本からはもう桜の便りが聞こえて来ていますね。
と思うと、え?雪が降るの?
どうぞくれぐれも体調にお気をつけて、お過ごし下さい。