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前回の続きです。
平成も終わりに近づいた４月の下旬の話である。体調も安定して来ており、５月から週５日４時間完全復活することになった。
この年(令和元年)の５月１日はこの年限りの祝日になっていた。法律で祝日と祝日にはさまれた日は国民の祝日になるという規定があるので、４月２９日(昭和の日)とはさまる４月３０日、５月３日(憲法記念日)とはさまる５月２日がそれぞれ国民の祝日となり、この年のゴールデンウィークは長い人で１０連休となった。
私の通っている事業所はカレンダー通りの通所なので１０連休何をしようか考えなければいけなかった。滞りがちだった畑の耕作も２日もあれば終わってしまう。暇をもてあましても仕方がないので近くにあるレンタルビデオショップに行くことにした。かつて見たこともあるものも含めて１０作品ほど邦画、洋画を問わず借りて自宅のパソコンで鑑賞することにした。
ちなみに私は映画館で映画を見るのはあまり好きではない。閉鎖的な空間に置かれるのが嫌なのと２時間以上もじっと鑑賞するのが苦手だからである。今はシネコンになってシートも広くて座り心地も良くなったが、どうしても昭和の硬くて狭いシートの印象が払拭できなくて映画館には数年に１度程度しか行かない。１人で行くことは平気である。ちゃんと障がい者割引も適用してもらう。
同じ映画を見るのも家で見た方が落ち着くし、中断したいときはいつでも中断できる。後は気に入った作品は返却期限までなら何度でも見られるのもいい。私は映画はアクションよりもヒューマンドラマが好きでラストシーンで感動するような作品がいいと思う。
さて平成最後に見る映画に何がいいか考えていたが、私は以下の映画を選んだ。
このようにして波乱だらけだった私の平成時代は終わっていった。
話は次回に続きます。