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 前回の続きです。

 

前回に安田の暴言を立て続けに受けた私は表情が硬くなっていたようだ。これを施設長の吉田が見逃さず面談を行うことになった。私がいきさつを話すと、私がそうして欲しいと言ったわけではないが、この事業所には作業室が2つあり、当分の間安田が常駐していない方の部屋で作業をすることに決まった。この部屋にはボランティアさんがいるほか古谷がたまに来る。作業は安田と私の接触を最大限避ける方向で進むこととなった。

 

一方私は就労移行支援の利用期限がこの年の11月までに迫っていた。特例で1年延ばすことは可能だが、私は延ばさず終了させる方針だった。

 

前述の通り社会福祉士の勉強をすることも視野に入れて(11月入学)準備を進めていたので11月以降のシナリオは以下の4つに絞られてくる。なお、1年以上の実務経験があれば実習が免除になる。最初に3ヶ月行ったところは実務経験証明書をあっさり書いてくれたが、社会保険の加入逃れをしていた事業所が実務経験申告書を書いてくれないことがこの頃には確定し、実習(23日間)を受けなければいけないことが決まっていた。

 

①社会福祉士勉強に専念

②就労継続支援A・B型に通いながら社会福祉士勉強

③就職を優先し社会福祉士の勉強は見送る

④就職と社会福祉士勉強の両立

 

①は最も勉強には集中できるが、社会福祉士を目指すのに社会との接点が切れてしまうと言う問題が生じる。おまけに専念すると言っても勉強の進み具合が格段に早くなるかと言えばそうでもない(精神保健福祉士の時に体験済み)。

 

②は通所して作業をしながら社会福祉士の勉強もすることに理解も得られる。スクーリングや実習の時も休みが取れるので安心して勉強できる。生活も年金が途切れない限り心配はない。ただ就職を一時棚上げすることになる。

 

③は就職を優先して資格取得を先送りまたはあきらめなければならない。11月の期限までに就職が決まらずに11月入学の申請をしなければ勉強の開始もできなくなる。どっちつかずになる危険があった。

 

④は③のようなことにならないよう就職してなおかつ入学もして仕事と勉強の両立を図るものだが仕事をしながらでも勉強はできるがスクーリング(8日)、実習(23日)の間は仕事を休まなければいけない。入社して5年10年経っていて一定の信頼関係を得られていれば話は別だが、入社してすぐに実習で長期間休むとは言いづらい。

 

 上記のようにどの選択肢を選んでも一長一短あり誰に相談しても明確な答えが返ってこない。最終的には私が決めることになることは分かっていたが、大きく迷うことになった。

 

 

 話は次回に続きます。