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 前回の続きです。

 

 私は11月の比較的躁状態の時に勢いがあったこともあり、大阪府が補助していた表題の入門的研修を受けることに決めていた。受講料は4日あるのに1000円(テキスト代)だけで受けられる。

 

ただ大阪市のオフィス街まで行かなければいけないので交通費はかさむ。私は社会福祉士の勉強をするにあたり役に立つこともあるだろうと申込んだ。これはもし修了して初任者研修を受けるとなると受講した科目については一部免除されるらしい。

 

 研修はほとんどが座学で、介護業界で経験のない私にとっては新鮮のものもあったが、どのような行為が虐待になるかなどDVDで見るが、既に知っていることも多かった。

 

 2週間土日を使った缶詰講習なので、覚えられることに限界もあるが高齢者部門が中心に講義は進むものの障害者や難病に関する授業もあった。実技はほとんどなかったが異常の練習、車いすの使い方の練習、衣服着脱の練習などを行った。

 

 認知症に関する勉強は精神保健福祉士の時の復習になった。気になる受講生は毎月開講されていたが、私が通ったコースで約5人と制度はまだそれほど定着していない様子だった。

 

メンバーは家族に難病を抱えた人がいる人や、これから介護の仕事に就く予定の人、初任者研修を効率よく取りたい人などで、私のように社会福祉士の勉強の一環で来ることは想定していない様子だった。

 

 この講座を委託されていたのは介護の資格取得専門学校で、各種介護資格(初任者研修、実務者研修、介護福祉士等)取得を目指す人向けの講座を開講している。この入門的研修を受けてもらうことで介護人材を少しでも確保し、人材不足にあえぐ業界に少しでも関心を持ってもらおうと大阪府が補助金を出しているようである。

 

 就労支援などもあったが、私の場合は互いの意向がマッチしないので私も用はないし相手からもあまり声もかけてもらえなかった。

 

 無事4日間の講習が終わると大阪府知事名での修了証明書をもらい、K市まで戻って来た。この頃からコロナが騒がれ始めた。

 

 

 話は次回に続きます。