「ミモロちゃん、遊びにいらっしゃい~」と、「神戸北野美術館」の館長さんの竹中愛美子さんからお誘いを受けたミモロは、夏のある日、神戸へとお出かけです。
「神戸に来るの久しぶり~」と、まるで旅行に出かけたようなウキウキ気分。
「ここだ~」
「まるで外国に来たみたい~」京都とは、1時間半くらいの距離ですが、全く異なる雰囲気にミモロの足取りも軽やかに。
「こんにちは~ミモロで~す」
「いらっしゃいませ~」
竹中さんが笑顔で迎えてくださいました。
明治31年(1898)にドイツ人のカール・ウィルケンスさんの住宅をして建設され、戦後は、アメリカ領事館舎として使用されてきました。阪神淡路大震災の翌年から「神戸北野美術館」となりました。
港町神戸の高台のこの地区には、外国人が多く暮らし、さまざまな建物が建てられました。
明治時代の土地などの借用書が、その歴史を物語ます。
「すごく素敵な建物~」とミモロは、竹中さんと一緒に館内を巡ることに。
展示室には、フランスの画家の作品が展示されています。
「フランスとお付き合いがあるんですか?」とミモロ。
「はい、北野地区は、2005年にパリのモンマルトル地区と友好交流協定を結んでいるんですよ」と竹中さん。
街の高台にある住宅地で、そこには、芸術の香りがする・・・という共通点からのことだそう。
友好交流協定書なども展示されています。
モンマルトル地区で活動する画家さんたちの作品が展示販売されています。
「あれ?なんでオリーブの展示があるの?」とミモロは、不思議そうに。
実は、ここは「インターナショナル オリーブアカデミー神戸」の事務局も兼ねています。
「オリーブって、小豆島が有名でしょ?」とミモロ。「そうですね~でも日本で初めてオリーブオイルの搾油に成功したのは、『国営神戸オリーブ園』なんですよ」と。「え~そうなんだ~」
明治時代、この辺りには、オリーブの木が植えられていたのだそう。
館内では、オリーブオイルなども販売されています。
小豆島でのオリーブ栽培が促進されたのは、大正時代になってから。神戸での技術が指導されたのです。
「外にオリーブの実がなってますよ~」と竹中さんに言われ、テラスへ。
「あ、ホントだ~」
「これ食べられるの?」とミモロ。
「このテラスも気持ちいいいね~」
美術館には、カフェも併設されていて、ランチやスイーツも頂けます。
「ミモロちゃん、ネコでしょ?ここにもいろんなネコちゃんいるのよ~」と、ネコ好きの竹中さん。
ネコグッズもいろいろありました。
実は、美術館の看板にもネコちゃんが…
いろいろなお話をさせていただき、楽しい時間を過ごしたミモロ。
「そろそろお暇します~」と。「はい、また遊びに来てくださいね~」と。
ミモロは、「ちょっと異人館街お散歩しよう~」と、神戸の北野地区の町歩きに出かけることに。
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