ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

お彼岸に「東寺」で弘法大師さまに参拝。宗派に関わらず彼岸回向が可能。町には観光客がいっぱい。

2020-09-22 | 祭事・神事・風習

9月21日のお彼岸に、今年、ミモロは、真言宗総本山「東寺」(教王護国寺)を訪れました。

本来なら、この日は、「弘法市」の日。でもコロナ禍の状況で中止になっていて、境内は、お彼岸の参拝者や観光客の姿がパラパラ。


ミモロは、正面の門から境内へ。すぐそばにある「弘法大師さまに参拝しよう~」とお像へと向かいます。

「東寺」は、ご存じ通り、弘法大師空海が創建した真言密教の根本道場。平安京の東に位置し、王城鎮護を担うために桓武天皇の時代に生まれ、その後、嵯峨天皇により、空海に大伽藍の建立を託すことに。

高野山で過ごされたイメージが強い空海ですが、実は、京都の東寺で過ごした時間が最も長いと言われます。
「京都の東寺から、高野山の間を何度も行ったり来たりしてるんだよね~。今でも行くの結構遠いのに…」とかつて何度も高野山に参拝したミモロ。電車やバスを乗り継ぎ、京都の自宅から、片道、なんと4時間もかかりました。

さて、ここには、高野山の奥の院に通じる参拝所もあり、境内各所には、弘法大師空海さまに参拝できる場所がいろいろあるのです。

「お線香とロウソクお供えしよう~」とご志納して、太い線香とロウソクを頂き、供えます。
 

「はい、これもどうぞ~」と頂いたのは、弘法大師空海のお言葉を書いたもの。

「え~と、つまりいろいろ心が変わっても、それも自分…そういう自分の心も認め、向き合うこと…だって~」と、食べ過ぎないように決心しても、すぐに食欲に負けるミモロ。「それも…ミモロってことね~」と解釈。

それから、境内の中をしばらく散策します。
 
広い境内…なかなか歩きでもあります。「弘法市やってたら、ここにいっぱいテントが並ぶのにね~」と、弘法市の再開を楽しみにするミモロです。

長い間、修復をしていた「御影堂」。ここは、弘法大師空海さまが、お住まいになっていた場所。今も、毎朝、6時にお膳とお茶をお供えします。

秘仏の不動明王さまに参拝。


「あ、ここが高野山の奥の院に通じてる場所…」とそこにも参拝。


さらに金運を願い、大黒様にも参拝します。


境内の北に位置する「大日堂」の前に来ると、僧侶の方々のお姿が…

次々に堂内へ進まれます。


お彼岸にあたる今、25日まで宗派を問わず、ご先祖様の彼岸回向が受けられるのです。


堂内から聞こえる読経…

ミモロは、その前で、手を合わせ、ご先祖さまの彼岸回向を行いました。


シルバーウィークと言われるこの秋の連休。京都の町には、全国から観光客が戻ってきて、町中は、久しぶりに大勢の人の姿が…。
そして、四条通や東大路通などは、大渋滞に…。
「なんか人がいっぱい~」祇園や清水、嵐山などの飲食店や土産物店に活気が戻りました。

でも、以前と違うのは、みんなマスクをしてること。そして、混雑しながらも、人との間を開けようとしていること。
「みんな気を付けてるんだね~」とミモロ。

さて、京都に住む人たちは、お彼岸のお詣りにご先祖さまの墓所やお寺へ。
「う~暑い…」すでに秋は感じるものの、日中は、30度超えの気温。汗ばみながらのお彼岸を過ごしたミモロでした。


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