骨盤の高速回転を寒いのにやったら、腹直筋断裂(肉離れ)発症:痛み炸裂、なんじゃこりゃあ | 青山ヒフ科クリニック院長Dr.亀山のオフィシャルブログ

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表参道にある青山ヒフ科クリニック 院長 亀山孝一郎のブログです。

1月の13日連休でぽかぽか陽気でした。

最近のゴルフウェアは本当によくできていて、

ウィンドブレーカもベストも脱いで、2枚しか着ないで汗ばみながらプレイしました。

年が明けてからずっとスイングもスコアも不調で飛距離も全く出ません。

ジムでの打ち込みは調子いいのですが、本番ではだめなのです。

1月13日はとても豪快なゴルフをするN氏と一緒でした。

体幹が下半身始動で、その場てぐるっと回り手は遅れてやってきてインパクトです。

ボールは音を立てながら、大空に舞い上げって行きます。

以前よりはるかにうまくなっていました。 

 

 

最初は僕はいつものように大不調でしたが

温かくなり体が汗ばんでからは彼のスイングをまねして

思いっきり体を回すようにしたら、きれいなドロー0ボールがでて、

アゲインストで約250ヤード、N氏には1,2ヤード及ばなかったのですが、

クラブヘッドが走るようになりました。

 

左肩をしっかりいれて、テイクバックし、右から左に体重移動してフットワークで骨盤を回転させます。

インパクトの時腰は回っているけれども、肩のラインは回っていない、そのあと上半身は骨盤の動きによって

自然に回るようになったのです。

次の日、ジムで打ち込みをしても絶好調でした。

これだ、この方の入りと体重移動による腰の切れがスイングの肝!!

と、納得した48時間後に、運命の日を迎えました。

運命の日、日差しがあまりなく寒いので体が回りません。

暖かい日のように思いっきり左肩を入れて、切り返しで骨盤を高速回転したら、

突然、おへそと恥骨の間の下腹部が、すごい痛みを発しました。

痛くて、立ち上がるのもつらいくらいです。

”なんじゃこりゃあ”と一瞬松田勇作さんの気分になりました。全く痛みは減りません。

 

結局そのホールでリタイアで、そのホールの終わりにある売店で座り込みました。

クラブハウスから車で迎えに来てもらいました。

売店から車まで、20メートルほど歩いたら、また激痛です。

一歩、歩くたびに激痛が生じます。

鎮痛剤を飲み、痛み止めのシップをしたら、何とか痛みも和らぎ、帰宅できました。

ホームコース60年の歴史で、腹直筋の肉離れを起こしたプレイヤー第一号だそうです。

冷えた筋肉で負荷をかけすぎたのが原因です。

腹部と腰にいつも入れるカイロも省略したのが敗因です。

皆様も寒い時には決して無理せずに、スイングをするようにしてください。

 

習っている先生に聞いたら、カイロはおなか、腰、足首

そして肩甲骨に貼るといいそうです。

 

寒い時には力みを抜いて、8割でスイングしてフィニッシュを取らずに止めたほうがいいくらいと

先生は言ってました。

家で痛みをこらえていたら、、しわが増えてるといわれてしまいました。

痛みは皮膚への血流を低下するだけでなく、表情じわを増加させてしまいます。

ジムにもいかないでじっとしていたら、手足も冷えてきました。

 

春が待ち遠しいですね。。