キメの細かい肌という言葉を聞きます。
肌のキメとはいったい何のことを指すのでしょう?
肌のキメとは”皮野(ひや)皮溝(ひこう)ならなる皮膚のユニット(単位)”と規定されています。
キメは皮膚の代謝のマーカーです。
若い時は代謝が盛んでキメがキメが細かくなります。
加齢、ストレス、紫外線は皮膚の代謝を低下させてキメを粗く、あるいはキメを低下させます。
上は皮膚の紫外線を浴びることが多い前腕外側の皮膚の50倍のスキンスコープ像です。
皮野とは皮膚の表面の平らな部分で、皮溝は皮野と皮野の間の溝のことです。
20代は皮野と 皮溝が細かく存在していますが、加齢によりだんだん粗くなります。
なぜこうなるのか、それは皮膚の代謝の低下を示しているからです。
上の図の右下は僕の皮膚です。
上の図の左上も僕の皮膚ですが、それは青山ヒフ科クリニックオリジナル外用剤のセラビオを外用する前です。
外用前は皮野も皮溝も目立たず、皮溝も浅くなっています。
セラビオを外用することにより皮膚の代謝が上がり、皮膚の表面に多数の皮野と皮溝が出現しました。
表皮細胞はセラビオの作用により主として縦(上下)方向への増殖が増加します。
その結果表皮は厚くなります。
増殖のパワーは横方向にも生じます。
でも顔の幅がWだとすると表皮はWという幅の中で存在するために規則正しく波打つようになります。
それが皮野と皮溝という波打つユニットの出現につながるのです。
キメはセラビオ以外にビタミンABCやジェネシスでも細かくなることは実験で確認しています。
皮膚の代謝を上げる、運動や紫外線対策でもキメは細かくなります。
皮膚の代謝を上げて、きめの細かい肌を手に入れましょう。
上の方はセラビオを2か月外用した方です。
代謝があげり、きめが細かくなり、いろが白くなり、リフトアップしています。
また肌の光沢が増して、光沢感のある皮膚が実現しています。