症状が回復して、今現在の銀ちゃん。
嫌いなクーラーの部屋に連れてこられて超不機嫌顔です。
8月11日（火）、18歳の爺猫「銀ちゃん」に異変が起こりました。
突然、ヨダレが湧きだすように出てきて、拭いても拭いても止まらない。
花粉症の人は鼻水が垂れだすと、拭いても拭いても、鼻栓しても止まらない時がありますよね？
あんな感じで、ヨダレがダダ洩れ状態の感じ。
水を飲もうとするも、３回くらい飲むとヨダレが糸を引いて、器の水がまるでモズクやメカブのトロトロ成分のフコイダンでも混ぜたのか？ってくらいに粘っこくなる。
水の器は、小さいものではなくて、直径12㎝くらいの、大きなものです。
これに入れてある水が、みるみるとろみが増して、いくら飲みたくても飲み込める状態じゃなくなるのです。
元々、歯周病のための薬（抗菌と腎臓病対応と食欲増進の成分のよう）を飲んでる銀ちゃん、普段も多少ヨダレは出ます。
しかし今回の尋常でないヨダレの量！
どこから湧いてくるの、ってくらい、とめどなく出てきます。
罹りつけの動物病院はお盆休み。
最悪は院長のご自宅に電話しなければいけないだろうかと思いながら、取り敢えずネットで調べてみると、どうも熱中症の症状に似ている。
普段、銀爺ちゃんは台所に置いた籠の中かトイレの前を陣取っている。
銀ちゃんのお気に入りの場所なのだが、この場所は夏場は常に室温が30度近い。
クーラーの効いた部屋との境界の扉は開けっ放しにしてあり、他の猫たちは皆この部屋にいる。
自由に部屋と台所を行き来できるようにしてあるが、人間の高齢者と同じでクーラーや扇風機は嫌いのようで、銀ちゃんは絶対に来ない。
熱中症を心配して涼しい部屋に連れて来てもすぐに台所へ行ってしまう。
なので好きにさせていて、これまでは特に体調を壊すこともなく過ごしていた。
ところがこの異変が起きた日は、日本各地で40度以上を記録していた。
台所の室温も今までなったことがない33度になっていた。
この前夜も最低気温が27度というとんでもない日だった。
無理にでもクーラーの部屋に閉じ込めるべきだったかと思ったが後悔先に立たずだ。
兎に角、銀ちゃんの頭や背中を少し湿らせ、腕を脇まで洗ってやって、気化熱で身体を冷やす。
本人は水を飲む気はあるがヨダレがじゃまして飲めない。
ならばと、薬のスポイトで直接口に流す。
パウチご飯も食べられないので、病院から頂いていた高カロリーチュールといつものチュールを薄めて、スポイトで飲ませてみた。
嫌がるが吐いたりすることもなかったので、１日４回やって様子をみた。
この日は、クーラーの部屋に他の子たち用に水も置き、銀ちゃんも台所に行かないように閉じ込め、トイレへ行きたそうな子がいるときだけドアを開放した。
これで銀ちゃんの症状が改善しないようなら病院に電話しようと思った。
翌日、心なしかヨダレの量が減ったように感じた。
相変わらずだらだら出るが、拭けば一応数分は止まる。
高温に長時間居た事で口腔内に雑菌も増えたらしく、ヨダレが濁って黄ばんでいた。
イソジンを薄めたもの（最近話題のポピドンヨードのうがい薬ね。）を１日３回ほど使用した。
（獣医さんが、人の使用量の更に１０倍位に薄めたものを処方して下さる。口腔内の殺菌にはこれが一番効果的なようだ。家庭用のを薄めても同じと言っていた。）
黄色く濁っていたヨダレも透明になった。
ヨダレが減ったら、ほんのちょっとだけど器から直接自分でチュールスープと水を飲んだ。
少し体調の回復が見られたので、食事もゆっくり少しずつ増やす。
夜にはチュール半量を水で薄めたスープを平らげ、大好きなチャオのマグロの乳酸菌入りパウチご飯を大匙１杯くらい食べた。
ご飯が食べれるようになったら一安心。
相変わらず、私が台所に行ったり、トイレタイムには、隙あらば台所に引き籠ろうとする。
仕舞に風呂場の空の湯船に籠る。
（何してんだか、もう。どんだけ、暑いとこがすきやねん！）
その度に抱きかかえ（脇を抱えてぶら下げられて）クーラーの部屋に移動。
かまって貰いたいだけか？（いや、違うと思うけど。）
そんなこんなで、私も寝不足になりながら一晩過ごした。
そして今朝、なんと、いつものように少し水で伸ばしたパウチご飯を昨日より多めに食べた。
かと思うと、私の顔を見上げて独特の「うんご～」という鳴き声で何かを訴えた。
「なんか食べたいの？カリカリ食べる？」と、私。
銀ちゃんは普段はまるで「ご飯とおかず」という感じで、液状餌とドライフード２品を並べて食べる。
いつものカリカリご飯の茶椀を置くと、なんと、食べ始めた！
やったーーー！危機、脱出！
いくつか食べたところで、口に違和感を感じたのか手を口に当て、歯に挟まった物を取るようなしぐさを何度かした。
すると何か白い（黒い？）フードとは違うモノが、ぴゅーん！って感じで、見守る私の足元に飛んできた。
何かと思えば「歯」じゃないか！
牙ではなく、牙じゃない普通の「歯」！
抜けたのが中途半端に対角に残ってる牙じゃなくてちょっと残念な気持ちと、普通の歯も抜けるんだという驚き！
もしかしたら、この歯の揺らぎや痛みもヨダレの原因とご飯が食べにくい原因になってたかもしれない。
銀ちゃんもすっきりした顔をしている。
この後も食べたがったけど、抜けた後が化膿するといけないので、例のイソジン希釈液をぷしゅッと垂らして、ご飯は昼までお預け。
兎にも角にも、危機脱出で、お盆休みに「銀ちゃん緊急入院」、或いは年齢があと２カ月で１９歳という高齢ゆえ、それこそお空からお迎えなんてことにならなくてほっとしました。
今年は過去にない熱中症アラートなんてのが発令されて、まだまだ異常な猛暑は続くようです。
動物も人間も、くれぐれも熱中症にはお気を付け下さいね。
夜寝る前には意識して水分補給してね。
オマケ。（ピンボケですが。）
もっち～春ちゃん、私が踏み台代わりに使ってるこの椅子がお気に入り。
黒い餅ですね。
せめて、音楽で涼しさのお届けです。
紙ひこうき（オリジナル）by Breath ひっそり宅録なので本格的ではありませんが鼻歌程度の【歌ってみた】などもたまにやってます。
下のリンクで聴けるので良かったら覗いてみてね。
（たまにYouTubeに公開前の曲もあります）
▶【歌ってみた】カヴァーソングチャンネル →【歌ってみた】
▶ホームページのカヴァーコレクション → Cover songs Collection こちらはオリジナルソングのALBUM2【Breath】（画像クリック）です。
通して聴いて頂けると又違う面白さがあると思います。
（アルバムジャケは私のスケッチ「天球を持つアトラス」です。）
ALBUM2【Breath】/Breath
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（下の写真のカッコ内は今年数え年の年齢です）
→カテゴリー１４．写真（ノラ猫＆小動物）
猫も4歳にもなれば人の言葉が大分分かってくるようです。
皆、こっそり猫会議開いてても可笑しくない年齢になりました。
彼らの面白い様子や成長過程を、私のオリジナルソングで紹介しています。
よかったらどうぞご視聴頂けると光栄です。
◆新編集の猫動画とオリジナルソングのYouTubeチャンネル
YouTube-藍月一位
この機会に過去にアップした曲なども革めて聴いて頂ければ光栄です。
既にご視聴頂いている方も初めての方も、聴いて頂けたら嬉しいです。
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