パンセ(みたいなものを目指して)

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月刊誌の部数と、雑誌の中の広告について

2019年09月14日 19時28分41秒 | あれこれ考えること

小学館の「週刊ポスト」の特集記事が「嫌韓」を煽るようなもので
今まで小学館に協力していた作家さんたちも怒りを覚えて
小学館から手を引くと宣言するようなことが起きた

週刊誌だけでなくテレビ局も異様に「嫌韓」を煽っている
背景に韓国を叩く番組を作ると視聴率が上がる(らしい)現実もあるようだ

先日、週刊ポストのその後の事情を知っているにもかかわらず
同じようなトーンの週刊誌「Hanada」の広告が新聞に掲載された
この月刊誌の広告は毎度、見るも者の気分を悪くさせるようなコピーが並ぶ
(一部の人たちは喜んでいるのだろうが)

そこでフト疑問に思ったことがあった
この「Hanada」は毎日新聞、中日新聞に全5段の広告を出せるほどの
発行部数で儲かっているのだろうか(新聞広告費はどのくらいなんだろう)
雑誌は購買と広告から成り立っているが、「Hanada」には雑誌の中に
どのようなスポンサーが載っているのだろうか

そこで今日映画を見に行ったついでに、豊橋の比較的大きな書店の雑誌コーナーを覗いてみた
「Hanada」の売れ行きと雑誌の中の広告内容を見るためだ
雑誌は文藝春秋や中央公論などの隣にあった
特に売れてるとか売れていないとかの実感は感じられなかった
手元にとって広告を探してみたが、パラパラ見たところでは見つからなかった
月刊誌の広告は一般的にそんなにないものかな、、、と念の為、
隣りにあった文藝春秋を見ると、こちらの雑誌にはホテルの広告とかお酒とか、、いくつかあった
一冊だけの比較は信用出来ないので他の雑誌も覗いてみると、やはりカラーの1ページやら
記事の片方のページに広告は見られた

「Hanada」は飛鳥新社が発行していて、飛鳥新社はこれだけでなく別の雑誌も発行しているようだ
会社としてトータルで儲かっていれば良いかもしれないが、「Hanada」はそれほど広告費をかけるべき
雑誌とは思えない
しかし、新聞広告のみならず東京の電車の吊り広告もあったとか、、
どうも違和感を覚える
このお金の使いかた、少し変じゃないのか、、、と


「Hanada」は一応読んどかねばとの思いもあって手にとったが、
どうにも読む気になれなくて、更にこのような本の売上に協力するのがいやで結局は購入しなかった
この本、自分が書店にいる間に購入した人はいなかった

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