パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

徒然なるまま浮かんだこと(選挙違反など)

2020年06月29日 08時56分19秒 | あれこれ考えること

早朝は爽やかな印象があるが、日によって少し違う
今朝は湿気も少なくて気持ち良かった
いつものように田んぼではカエルが鳴き
(急に道に飛び出したカエルもいた)
カラスも生ゴミを狙って飛んでいる
今日はウグイスの声は聞けなかったが
どうしたんだろう、、と思う

ウォーキングの終盤に同級生と出くわした
彼は走ってる(ジョギング)
「どのくらい走る?」
「約、6〜7キロ」
少し悔しいが、調子づいて走ると脊柱管狭窄を刺激して
またもや股関節や膝を痛めそう
仕方ない、マイペースでいくしかない

歩いている途中は自分に沈潜し、あれこれ思い出したり考えたりした
本当にいろんなことが頭に浮かぶ
でも、最近気になっていることに時間を使うことが多い

実質的な被告である6人の議員に、自分たちの弁護士費用を
支払うように市民が要求するのは、寄付行為を強要することにあたり
公選法違反か、、、が相変わらず気になっている
だが、違反か違反でないかは、言ったもの勝ちではなくて
実は「裁判」で決めることのようだ
総務省に電話をかけて聞いた時
「個別の案件は事実認定をしながら判断する」
と返事はあったが、その判断は結局は「裁判」任せということらしい

そこで以前あった選挙違反っぽい出来事を思い出した
選挙に出る人物はどの時期においても「戸別訪問」をしてはいけないとされる
正確には「戸別訪問時に投票依頼をしてはいけない」だが
現実には「戸別訪問で投票依頼」ぽい行為は行われる
それは「後援会の加入依頼」の形をとれば違反は免れるらしく
「政治活動」と「選挙活動」の違いらしい
この「政治活動」と「選挙活動」の区別は現実には
なかなか見分けがつかない

問題の事件は、新城市が産廃中間処理施設の進出で
少しばかり騒がしくなっていたときのこと
感情的になったある人物が、地元選出の議員に
「お前は禁止されている戸別訪問の投票依頼行為をしたじゃないか
 俺は、ちゃんと見ている」
と追求した
当の議員はその勢いに負けて素直に認めた

ところが問題はそれで選挙違反となるか?という点
選挙違反か違反でないかは、警察が動かない場合は
誰かが告発して裁判に持ち込まないとダメらしい
その裁判は
「いつ、何時何分、どこに来て、何を話して、そこには他に誰がいて、その証拠は」
とあとから振り返るには結構しんどそうなことを要求される
おまけに弁護士費用も少なからずかかるので、大概の人は
わざわざ裁判沙汰にするのは諦めてしまうのだそうだ

そんな具合だから、公職選挙法はザル法だ、、と言われてしまう
現実には「法に違反はしていないが、限りなく怪しい」
ことは、この例に限らず世の中には呆れるほど溢れているように思われる
時に「法に違反していない」と大見得を切る人がいるが
そんなに大したことではなくて「当たり前のこと」に過ぎないのだ

ということで、世の中は案外うまく回っていないものだと
朝っぱらから考えたりした
その他、多数による判断は、現実世界で本当に正しいものにつながるか?
との思いも浮かんでは消えた

それにしても、何も考えていないようなカエルや早起き鳥の声は、、、
心地よい

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