よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

穏やかな朝を迎えて-滋賀県米原市:「ISO BASE」

2024年03月29日 | 滋賀
Camp Site“ISO BASE”, Maibara City, Shiga Pref.

さてさて、キャンプの夜はかなり冷え込み、ワタクシはそうでもなかったのですが家人は寒さでなかなか眠れなかったそうです。
しかし、朝を迎えると「ISO BASE」は放射冷却で気温こそ低いものの、
前日の強風は嘘のように全く風のない穏やかな朝になっていました。
朝となればまずは朝食の準備に取りかからねばなりませぬ


マルチグリドルは便利です。一度で「目玉焼き」「ウインナー」を焼き、「レーズンパン」を温めます


キャンプの朝はパンを食べることが多いです。ご飯は炊くのに時間がかかりますが、パンはすぐに調理出来ますからね


同時進行でお湯を沸かし、コーヒーを淹れました。朝の琵琶湖を眺めながらいただくコーヒーは最高です


どーですか。「ワンプレートブレイクファスト」と呼びましょうかね。なかなか見栄えのいい朝食となりました


朝食を終えてカメラを手に波打ち際の方に行きました。琵琶湖は野鳥達にとっても楽園なんですよ


前日の強風とは一転。この日は全くの無風でした。琵琶湖はいつもの穏やかな姿に戻ってくれました。
ワタクシ、この波打ち際でのんびりと時間を過ごしたいと思い、テントに椅子を取りに行きました


春の海 ひねもす のたりのたりかな…大好きな与謝蕪村の句が頭に浮かびます。
ただ、一つだけ残念なのは少し朝靄がかかっているのか、対岸の比良の山々が見えないんですよ。
雪を纏った比良の山々を琵琶湖越しに見るというのもいいものなのですが、こればかりは仕方がないですね

「ISO BASE」…滋賀県米原市磯2486-10

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


琵琶湖は以前からブラックバス、ブルーギルといった外来種が増えたために、琵琶湖本来の生態系が崩れるという状況になりました。
粘り強く駆除を続けてようやく問題が徐々に解決しかけていた矢先、近年、チャネルキャットフィッシュという外来種のナマズが急増。
また新たな問題となっています。外来種ですから誰かが放流しなければ、生息するはずが無いんですよね。
今のところ、この外来ナマズは湖南の方で数多く見つかっており、まだ湖北の方では生息していないようなので、
なんとか今のうちに駆除してほしいものですわ。



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揺らめく炎-滋賀県米原市:「ISO BASE」

2024年03月28日 | 滋賀
Camp Site“ISO BASE”, Maibara City, Shiga Pref.

さてさて、「ISO BASE」のキャンプサイトも日が沈み、夜の気配が漂ってきました


暖を取るために石油ストーブは欠かせません。当たり前のことですが、テントでストーブを使うときは換気に注意しないといけません。
テントの中で一酸化炭素中毒なんてことになれば大変ですからね


ランタンの灯りに心が癒されます。ワタクシは今回のキャンプにオイルランタンを一つ、LEDランタンを二つ持ってきました。
この柔らかな明るさはオイルランタンならではです。風が吹くと炎が揺らめくのがいいんですよ


見事な空のグラデーション。三日月が煌めきます。この日はワタクシ達以外には年配のソロキャンパー一人しかおらず、
静かな夜を楽しむことが出来たんです


焚き火もキャンプの楽しみの一つです。通常ですと炎が弱くなってくると、火吹き棒で空気を送り込んで火力を強めます。
しかし、この日は弱まってきたとはいえ風が吹いていましたので、空気を送り込む必要が全くありませんでした


焚き火の炎を眺めていると、心が落ち着くんですよ。薪をくべて炎を調整し、揺らめく炎を眺めている時間は至福のひと時です


ワタクシは登山やキャンプに行く時はスマホもあまり使いません。天気が気になる時に天気予報を見たりはしますが、
誰かに電話をかけたりLINEをすることもせず、日常から切り離された時間を楽しむことにしています。
もしかしたらキャンプには、一種の「デジタルデトックス効果」があるのかもしれないですね


波打ち際に三脚を立てて、夜の琵琶湖にレンズを向けました。対岸の明かりは高島市あたりの町の明かりです


さあ、この後はテントに戻ってストーブの側で暖を取り、焼酎でも飲むとしましょうか

「ISO BASE」…滋賀県米原市磯2486-10

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


この日は平日、さらに強い風でキャンセルした人もいたのかもしれません。私達を含めてキャンプ場には二組のキャンパーがいるだけでした。
「キャンプブームは終わった」というような記事を雑誌やネットで見たりしますが、「終わった」かどうかはわかりません。
ただ、2年ほど前の「異常なブーム」は過ぎ去ったのかなと思います。今後は閉場するキャンプ場も出てくるでしょうね。



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黄昏の時-滋賀県米原市:「ISO BASE」

2024年03月27日 | 滋賀
Camp Site“ISO BASE”, Maibara City, Shiga Pref.

さてさて、「ISO BASE」でキャンプを楽しむワタクシ達ですが、夕食を終える頃には日が西に傾いていきました


このキャンプサイトは琵琶湖の東側、いわゆる湖東に位置しています。
ですので湖西に沈んでいく夕日を、真正面に見ることが出来るのですな


向こうに見える山並みは比良山系の山々です。標高1000m前後の山が続いているんですよ。
そして、手前に見える島は多景島という島なのですが、日蓮宗の見塔寺があり、寺の塔がはっきり見えますね


琵琶湖は約670平方キロメートルの面積を持ち、滋賀県の6分の1ほどの面積になります。
今年は琵琶湖の水位低下というのが大きな話題になっていたのですが、現在はほぼ水位も通常通りに戻ったようですね


「日没」を表す言葉ってたくさんありますね。「夕暮れ」「日暮れ」「薄明」「日の入り」「薄暮」などが頭に浮かびます。
ただ、この時はワタクシの頭に「黄昏」という言葉が浮かんでいました


また、「黄昏」にはその比喩として「最盛期は過ぎたが、多少は余力があり、滅亡するにはまだ早い状態」という使われ方をします。
ワタクシ、まさに今が人生の黄昏時なので、頭に「黄昏」という言葉が浮かんだのかもしれません


刻一刻と空の色が変わります。早朝と夕暮れ時の空の変化は本当にドラマチックです


あっという間に太陽は西の空に沈んでいきました。琵琶湖上空の空が残照で美しい姿を見せてくれます


太陽に代わって西の空に綺麗な三日月が見えました。さあ、そろそろ焚き火の準備に取りかかるとしましょうか

「ISO BASE」…滋賀県米原市磯2486-10

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


今回、「琵琶湖の彼方に沈む夕陽を眺めたい」と思って、このキャンプ場を選んだのですが、見事に夕陽を見ることが出来ました。
ただ、気温が低い上に風が強いので体感温度はさらに低くなっていました。
それでも、波打ち際まで行って写真をとっている私を、家人はテントの中から呆れながら眺めていたのでした。



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夕食は…韓国料理-滋賀県米原市:「ISO BASE」

2024年03月26日 | 滋賀
Camp Site“ISO BASE”, Maibara City, Shiga Pref.

さてさて、琵琶湖畔の「ISO BASE」にやって来て、強風の中でなんとかテントを張ったワタクシ達は、
なんとか無事に夕食の準備に取りかかりました


ワタクシの役割は「米炊き」でしたが、なんとか美味そうに米を炊くことが出来ました


家人は「スンドゥプ」を作り始めます。まずは鍋の中にごま油を引いて、豚肉とキムチを炒めます


そこにスンドゥプの素、味噌、豆腐、アサリのむき身、ニラなどを入れていきます。
アサリのいい出汁が出るかと思ったのですが、缶詰ですからさほどアサリの出汁は感じられませんでした


もう一品はマルチグリドルで「サムギョプサル」を作ります。豚バラの脂が美味しいんですよねぇ


ところがこの時、家人が「あぁ〜」と言うんですよ。何事かいなと思ったら、豚肉やキムチを巻くサンチュとエゴマの葉を
なんと忘れてきてしまったんですよ。あちゃ〜。でも、仕方ないですな


ま、見た目は決して悪くはありません。もちろん味はバッチリです。ビールがどんどん進みますなぁ


夕食を食べ終える頃には、太陽が琵琶湖の西側へと沈んでいきます。
今回、このキャンプ場を選んだ理由の一つは「琵琶湖の彼方に沈む夕日を眺めながらお酒を飲もう」ということなんです

「ISO BASE」…滋賀県米原市磯2486-10

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私にとってキャンプの楽しみといえば「お酒」「食事」「焚き火」ですので、料理はインスタントで済ますようなことはしません。
たとえソロキャンプであっても、何らかの工夫をして美味しい料理を食べたいんですよ。
六十路になりましたが、今の所はまだ「食」に対して貪欲な私です。



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強風に悪戦苦闘-滋賀県米原市:「ISO BASE」

2024年03月25日 | 滋賀
Camp Site“ISO BASE”, Maibara City, Shiga Pref.

さてさて、ワタクシ達は今回のキャンプ場へとやって来ました。
今回利用するのは、滋賀県米原市の琵琶湖畔にある「ISO BASE」というアウトドア施設にあるキャンプ場です



カフェ、マリンスポーツ、キャンプ場などをやっている複合施設なんですね


カフェが管理棟を兼ねています。トイレも炊事棟もすごく綺麗でした


フリーサイトで目の前は琵琶湖です。開放感は抜群ですし、風景も素晴らしいです。
しかし、湖畔ですので風を遮るものが何一つありません。湖の方から強風が吹いてくるんですよ


この波を見てください。海ならこれが普通でしょうが、湖でこれだけの波というのは相当風が強いんですよ。
ネットで天気予報サイトを見ると米原市は風速7mとなっていましたが、ここはそれよりも間違いなく風は強いです。
テントが吹き飛ばされないように、まずは四方をペグ打ちしてテントを立てていきます


悪戦苦闘しながら、なんとかテントを張ることが出来ました。
ただ、愛用している「コールマン4sワイド2ルームカーブ」というテントが風に強く、頑丈なテントだということがよくわかりました。
天気予報では午後6時頃からは風も弱まってくるようなので、なんとか焚き火は楽しむことが出来そうです


焚き火の準備はワタクシの仕事です。薪割りにもかなり慣れてきました


そして、夕食の準備です。おかずの方は家人に任せ、ワタクシは飯炊きに専念ですな

「ISO BASE」…滋賀県米原市磯2486-10

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


キャンプで一番ありがたいのは「快晴、無風」なのですが、相手は自然ですからいつも思い通りに行くわけはありません。
多少悪い条件の中でも、その悪い条件を楽しむくらいの気持ちも必要なのかなぁと思います。
いつもキャンプに来て思うのは、「キャンプはめんどくさい事を楽しむ」のだということなんですよ。



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