よっちんのフォト日記

Hütte“Enzanso”, Azumino City, Nagano Pref.

さてさて、お盆はしばらくの間、ブログはお休みさせていただきましたが、今日から再開したいと思います。
また今日からよろしくお願いしますね。

ワタクシ達が長野県安曇野市の燕岳に登って二日目の朝を迎えました。
燕山荘に泊まったワタクシ達は、朝の3時におきまして山小屋の自炊室に向かいました。


山小屋にはもちろん朝食があります。しかし、夜明けの写真を撮りたいワタクシ達にとって、
朝食の時間が夜明けの時間と重なるのは困るのです。となると、自炊で朝食を済ますのがいいんですよね。
自炊といっても、この日はインスタントラーメンを作るだけです。ワタクシの大好きな「出前一丁」です。


この日の日の出時刻は4：４０。ワタクシ達はラーメンを食べ、午前4時に山小屋の前に出て行きました。
すでにご来光を見ようと小屋の前に出て来ている人もおれば、山小屋を出発して行く人もいます。
山小屋の朝は世間の常識より遥かに早いのです。


安曇野平が雲海に覆われています。雲の切間から、安曇野の街の灯りが見えます。
この時の気温は12℃くらいでした。ワタクシは半袖のTシャツ、長袖のシャツの上にユニクロのダウンジャケットを着ていました。
ユニクロのダウンジャケットはコンパクトに収納出来て、山の防寒着には最適かと思います。


テントにも明かりが灯り始めました。テント泊をしているのは若い人たちが多いです。
ワタクシが若い頃に比べ、随分とテントの色がカラフルになりました。時代の違いを感じます。


徐々に夜明けの時刻が近づいて来ます。燕岳の山頂でご来光を見ようと思う人がいるのでしょうね。
山頂にヘッドランプの灯りが見えます。夜明け前から元気ですねぇ。


山の夕景は美しいです。でも、ワタクシはそれ以上に山の夜明けの光景が美しいと思います。
「なぜ山に登るのか？」と訊かれたら、ワタクシは「夜明けの光景を見たいから」と答えることでしょう。


「神々しい」という言葉がありますが、ワタクシはこの言葉は山の夜明けの時間に一番ふさわしい言葉だと思っています。


さあ、もうすぐご来光を拝むことが出来そうです。ワタクシはこの瞬間に出会えることを、ただただ嬉しく思います。

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.co.jp/activity/2176285

使用したカメラ：FUJIFILM X-Pro2


このような光景を見ることが出来ることを、私は本当に幸福に思います。
私の年代で山の夜明けを見ようと思えば、まずは健康であること、体力的に丈夫であることが必要でしょうし、
ある程度の経済的な余裕も必要でしょう。今、まずは頑丈な身体であることに何よりも感謝します。


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