よっちんのフォト日記

Higashi Kusano, Maibara City, Shiga Pref.

さてさて、滋賀県米原市の東草野にやってきたワタクシ達は、その中でも最奥地の甲津原の集落を
散策してきたのですが、車を停めていた交流センターの駐車場に戻ってきました。


交流センターの前には昔ながらの茅葺き屋根の民家がありました。
この建物は「奥伊吹ふるさと伝承館」として、失われつつある集落特有の歴史や民俗文化を
後世に伝えようと資料館として運営されているようです。


今はトタン屋根になった民家も、かつてはこういう茅葺の民家だったのでしょうねぇ。


そして、交流センターに「麻心」（まごころ）という飲食店がありました。
そこに「甲津原そばあります」という文字が書かれていたんですよ。
伊吹山の山麓は日本蕎麦発祥の地と言われていて、古くから在来種の蕎麦が栽培されてきました。
その伊吹そばを食べられるとなれば、食べないわけにはいきません。


蕎麦メニューは「もりそば」だけで、それも土日祝日の限定なんですよ。
数も一日20食限定ということで、ワタクシ達は12時前に食べ終えたのですが、ワタクシ達が店を出る時に来たお客さんは
「すみません。もう今日のお蕎麦は売り切れたんです」と言われていました。


蕎麦は実に喉ごしの良い、食べやすいお蕎麦でした。贅沢を言えば、蕎麦つゆにもう少し特徴が欲しいかなぁ。


特筆すべきは蕎麦に添えられていた、地元のおばちゃん手造りのお漬物です。
これが実に美味かったんですよ。お漬物は店内で販売もされているので、今思えば買ってくれば良かったです。


伊吹山の麓で栽培されていた蕎麦が峠を越えて美濃の国に伝わり、そして信濃の国へも伝わって行ったのでしょうね。
そんなことを思いながら、素朴で美味しい蕎麦をいただきました。


ではでは、甲津原を後にして、東草野の他の集落にも行ってみるとしましょうか。

使用したカメラ：1、2、8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


蕎麦が好きなので、旅先が美味しい蕎麦の産地だと、よく蕎麦を食べに行きます。
そして、大阪人ですので当然うどんは大好きで、日常的によくうどんも食べに行きます。
ただ、40歳くらいからラーメンを食べに行くことがほとんど無くなりました。
若い頃はラーメン大盛り、チャーシュー麺などをよく食べていたのですがねぇ。


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