よっちんのフォト日記

Entsuji Temple, Tanba City, Hyogo Pref.

さてさて、ワタクシ達は兵庫県丹波市の円通寺を訪ねたのですが、円通寺の紅葉は見頃を迎えていました。


最近の小学校などでは、唱歌や童謡をあまり歌わないのだと聞いたのですが、ワタクシが小学生の頃はよく唱歌を歌いました。
その中に「真っ赤な秋」という歌があり、ワタクシはこの歌が結構好きだったんですよ。


♫真っ赤だな　真っ赤だな つたの葉っぱも真っ赤だな もみじの葉っぱも真っ赤だな
沈む夕陽に照らされて 真っ赤なほっぺたの君と僕 真っ赤な秋に囲まれている ♫

これが一番の歌詞ですが、改めて思うのはシンプルだけどいい歌詞ですねぇ。


歳を重ねてくると、若いときには考えもしなかったこと、思いもしなかったことを考えたり思ったりするようになりました。


最近は色づく紅葉を見ると、「あと何度、こんな紅葉を見ることが出来るのだろう」…そんなことを思うんですよ。
気がつけばワタクシも58歳。今の言葉で言えば「アラ還」と呼ばれる年齢になりました。


父を6年前に亡くし、叔父や叔母、職場の先輩や友人などがここ数年に次々と遠い世界へと旅立って行きました。
ワタクシだっていつまでも元気でいられるわけではありません。ふと、そんなことを思ったりするんですよ。


それだからこそ、その年その年の美しい紅葉や桜などの姿を目に焼き付けたい。しっかりとこの目で見ておきたい。
そんな思いが募るように感じます。若い時はそんなことを考えるはずもありませんでした。


今回、初めてここ円通寺を訪れました。この歳になって初めて丹羽三山の紅葉を目にしました。
まだまだ見知らぬ土地、まだ見ぬ土地が数えきれないほどワタクシにはあります。


そんな土地をできるだけ訪ねたい。見知らぬ土地を彷徨い歩きたい。
ワタクシには、まだまだ行きたい場所が山ほどあるんですよ。

使用したカメラ：３〜6枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


「山粧う」という言葉がありますが、紅葉に彩られた山の様子をなんと上手く表現した言葉なのでしょうね。
最近は小学生から英語を教科化して、英語教育に力を入れるのだと言われています。
私はそれよりも正しい日本語を、美しい日本の言葉をしっかりと教えることの方が大切なように思うのですがねぇ。
英語は（語学は）興味と関心さえ持つことができれば、自ら学んで行きますよ。


ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね