Sugaura, Nagahama City, Shiga Pref.
さてさて、次にワタクシ達は琵琶湖を北に向かって滋賀県長浜市の菅浦という集落に向かいました。
菅浦は琵琶湖の北端に突き出し岬状をなす葛籠尾崎(つづらおざき)の西側の入り江に位置し、
平成26年に「菅浦の湖岸集落景観」として文化財保護法に基づき国の重要文化的景観として選定されました。
東草野から菅浦へと、重要文化的景観を連続して楽しむこととなりました。
菅浦は三方を険しい山に囲まれているため、水運主体の隔絶された集落でした。
昭和41年まで、集落につながる道路は無く、船で往来するしかなかったそうなんです。
そのおかげで、菅浦には昔ながらの景観、風習、伝統文化が残ったのでしょうね。
菅浦の集落を歩くと、目につくのが石垣なんですよ。菅浦の暮らしに欠かせない水を恵む琵琶湖は、
いつも穏やかであるとは限りません。湖北の天候は、荒れる冬場の北陸の天候とほぼ同じなんです。
湖と言っても、逆巻き打ち寄せる波浪はかなりのものになるそうです。
菅浦の沖合は湖岸で急に浅くなるため、高波が一気に増幅し、波が家々のすぐそばまで迫ってくることもあるのだそうです。
人々は石垣を塀にして波を防いできたんですね。
湖からの高波に備えねばならない…このことからも、琵琶湖の大きさを伺い知ることが出来るように思います。
遠くのベンチでお婆ちゃんが二人、ベンチに座ってのんびりと世間話に興じていました。
現在の菅浦は約80世帯、210人ほどの人が暮らしているそうです。
当然ながら少子高齢化が進んでいます。集落の中を歩いていても、すれ違うのはほとんどがワタクシよりも年配の方でした。
もう日本中どこに行こうが、少子高齢化、過疎化、そして限界集落になるという問題点は避けて通れない課題ですね。
集落の東端から、菅浦を眺めて見ました。険しい地勢に集落が形成されていることが良くわかりますね。
使用したカメラ:1、8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
琵琶湖もこの辺りまで来ると水は澄み切っており、本当に風光明媚というか、美しい光景が広がっています。
そういえばかつて、琵琶湖の汚染が進み、水質汚濁が深刻な問題になった時がありました。
その時、滋賀県民は美しい琵琶湖を取り戻すため、合成洗剤の使用をやめて湖の富栄養化を食い止めたんですよ。
琵琶湖から流れ出る淀川の水を飲む大阪府民としては、滋賀県民に頭が下がる思いがします。
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さてさて、次にワタクシ達は琵琶湖を北に向かって滋賀県長浜市の菅浦という集落に向かいました。
菅浦は琵琶湖の北端に突き出し岬状をなす葛籠尾崎(つづらおざき)の西側の入り江に位置し、
平成26年に「菅浦の湖岸集落景観」として文化財保護法に基づき国の重要文化的景観として選定されました。
東草野から菅浦へと、重要文化的景観を連続して楽しむこととなりました。
菅浦は三方を険しい山に囲まれているため、水運主体の隔絶された集落でした。
昭和41年まで、集落につながる道路は無く、船で往来するしかなかったそうなんです。
そのおかげで、菅浦には昔ながらの景観、風習、伝統文化が残ったのでしょうね。
菅浦の集落を歩くと、目につくのが石垣なんですよ。菅浦の暮らしに欠かせない水を恵む琵琶湖は、
いつも穏やかであるとは限りません。湖北の天候は、荒れる冬場の北陸の天候とほぼ同じなんです。
湖と言っても、逆巻き打ち寄せる波浪はかなりのものになるそうです。
菅浦の沖合は湖岸で急に浅くなるため、高波が一気に増幅し、波が家々のすぐそばまで迫ってくることもあるのだそうです。
人々は石垣を塀にして波を防いできたんですね。
湖からの高波に備えねばならない…このことからも、琵琶湖の大きさを伺い知ることが出来るように思います。
遠くのベンチでお婆ちゃんが二人、ベンチに座ってのんびりと世間話に興じていました。
現在の菅浦は約80世帯、210人ほどの人が暮らしているそうです。
当然ながら少子高齢化が進んでいます。集落の中を歩いていても、すれ違うのはほとんどがワタクシよりも年配の方でした。
もう日本中どこに行こうが、少子高齢化、過疎化、そして限界集落になるという問題点は避けて通れない課題ですね。
集落の東端から、菅浦を眺めて見ました。険しい地勢に集落が形成されていることが良くわかりますね。
使用したカメラ:1、8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
琵琶湖もこの辺りまで来ると水は澄み切っており、本当に風光明媚というか、美しい光景が広がっています。
そういえばかつて、琵琶湖の汚染が進み、水質汚濁が深刻な問題になった時がありました。
その時、滋賀県民は美しい琵琶湖を取り戻すため、合成洗剤の使用をやめて湖の富栄養化を食い止めたんですよ。
琵琶湖から流れ出る淀川の水を飲む大阪府民としては、滋賀県民に頭が下がる思いがします。
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合成洗剤をやめたのですよね。
素晴らしい決断でしたね。
琵琶湖は南北に長いですから、
ここまで来るのに相当な時間が
かかったことでしょう。
湖北は冬、雪が積もり、寒いところです。
身近に感じられる生活の場
好きなお写真ばかりでした^^
寅さん映画のロケ地にもなりましたね。
激しい自然と穏やかな風景が交錯する日本の原風景が色濃く残る集落。
私も大好きな場所です。
ポチ!
良いところですね
こういう所歩いてみたいです
先日の気象予報士さんの話しだと、
気象学的には、湖北は北陸です。
って・・・
石垣のある風景って美しいですね。
本当に昔の人の知恵にはいつも頭が下がります。
いいところですねぇ
石垣で家を守ったのですね
水質汚染に取り組むことは大切
ですねぇ
ぽち!!
なんせ市内で一番
高齢者が住んでいるところですけんねぇ・・・。
相棒が踏んづけて言った言葉は
「俺誕生日やのに」
でした(●ノ´з`)ノ<.∴;:゙;
高波が来ることがわかります。
島中で守ってきた文化ですね。
私に似て、息子2人が呑むので
楽しいです。この3者会談は
もうながいこと続いていますよ。
☆
これも明治民法で富国強兵と言う名目で
人口を増やせば良くなると100年間で人口を3倍にも急増させた
人災だと私は思ってる。
この明治の大失敗は後30年は続くだろう。
人口は少ない方が良い
人口が減った時に歴史はいつも動く
人口が多い時に歴史が動いた地域は少ない
人口が多くて時代が動くのは国が崩壊する時しか
私の歴史認識には無い
人口が少ない地域からは最先端の技術や
有望な人材や産業が生まれて来る。
歴史が証明してるが
日本は歴史を変えたいと思ってるのか
歴史認識が無いのかどっちなんだろう?
応援!