LOOP/ループ -時に囚われた男-
備忘録:映画レビュー:観た映画
★LOOP/ループ -時に囚われた男-
ディーネシュ・サーラズ、ドリナ・マルティノヴィチ、ジョルト・アンゲル他
95点
1998年のドイツ映画「ラン・ローラ・ラン」を観たときには、大きな衝撃を受けたが、この作品の焼き直し的な色彩は否めない。
ただ、「ジキル博士とハイド氏」のような二重人格や「ラブロマンス」、さらには「ギャングがらみのヤバい仕事」などの要素を取り入れたところが新しい。
色々な要素がバランスよく組み合わされているので、違和感は無い。
物語の展開がかなり早いので「よそ見禁止」だが、スピード感がかなりあって、娯楽映画としては上出来だ。
ハンガリーの映画を始めて観たが、完成度はそれなりに高いと思う。ハンガリー映画界の今後に期待したい。
過去に戻ってやり直したい願望が強いのは、ドイツだけでは無くハンガリーも同じらしい。
https://filmarks.com/movies/74713/spoiler