2024年03月05日

冷凍食品売り場が拡充されメーカーでの消費開発も

伴なう売場の存在となる。商品化におけるラインロビングでも

加熱調理済は当然のことであり油要らず、水不要、もちろん食器での

手間いらずとなる。さらにメイン献立に合わせたセット商品、キットでの

商品などもどんどん開発されている。まさに食事することへの

手合いらずなまさにお膳立ての整う商品化と言える。

さてこのような商品開発の中で生鮮三品部門、さらに惣菜部門豆腐など

そのまま食する日配部門商品も含めた商品部門はいかなる価値として

消費者への存在を明らかにするべきなのか?

特に精肉部門においてのこの見方における商品群の捉え方が必要となる。

それは例えば青果部門であればカットフルーツやフルーツサンドなどでの

作り立て鮮度感であり鮮魚コーナーに至っては当然ともいえる

刺身や魚屋のにぎりをはじめとした鮮度は当たり前となる。

ここでの精肉部門の存在とはいかなる売場となり自社マーチャンダイジング

としての鮮度感が求められることは明らかと言える。

今このところから求めるべき付加価値としての鮮度感をいかに

売場展開できるかだ。


jimotosuper at 16:53コメント(0) 

2023年12月20日

今までの言葉の表現として地元密着スーパーとしてこのブログでの

テーマとする店舗の存在をコンセプトとしてきた。

改めてみれば、よく新聞や業界紙でも書かれている「地域密着のスーパー」

との違いを改めて考えてみることにした。

このブログのタイトルにもなる地元密着スーパーとは

1店舗の存在においてその個店がどれほどまでの特徴を持ちながら

個店としての存在を唯一無二の存在とするお店として

20200102_111650成り立たせることが出来ている単独店のこととなる。

一方での「地域密着スーパー」としての存在とは

簡単に言えば

どこが違うのか?となる。

それは地域密着スーパーとはその地域における地域商圏でのシェアー

を奪取するに当たっての物差しからくる店舗の存在となる。

つまりその地域で25%以上のシェアを奪取するためには

その地域に対しての店舗数が何店舗存在するべきか

を求めるための店舗のあり様となる。

だからその地域にシェアに対して5店舗必要となれば

5店舗での出店に向かってシェア奪取が行われるための店舗となる。

要するにチェーンストアーとは狙い定めた所定の地域に対して

どれだけのドミナントが形成できるかを物差しとしてくる。

いわば地元密着スーパーとは店舗の存在そのものが「目的」で

あるのに対し地域密着スーパーとはその地域を抑え込むための

店舗が手段となっている。だからアメリカなどでのスーパーの出店の

場合、出店地域での出店とシェアが伴なわない場合その地域で11店舗の

出店を試みたが結局は倒産という事例は結構ある。

jimotosuper at 10:32コメント(0) 

2023年12月08日

毎度申し上げることだが、現在売場で品揃えしている商品を顕在アイテム

とすれば、年間での4半期、月度、52週に渡る重点商品としての

差し替えていく商品としては、3倍のアイテム数となる潜在アイテムが

必要な時代と言える。さらに地元密着スーパーが精肉部門で差別化を

図るべきカテゴリーとして「生ホルモン」の品揃えが上がる。

20231127_121723冷凍商品ではなく産地直送でのフレッシュな

ホルモンの仕入れ調達が求められる。

さすがに生ホルモンを生でという商品化はないが

この時季なら鍋アイテムとして3月からは焼肉アイテムの

差別化商品として20km先のお客様でもご来店いただける商品だ。

さらにこの生ホルモンでは横隔膜が入っているのでこの部位からの

焼肉アイテムやひとくちステーキなどの国産肉アイテムとして

十分な差別化商品の一角が担える。

年間を通じて安定した供給体制が出来れば1番商品の大きな存在となる。

jimotosuper at 10:25コメント(0) 
[フードサポート研究所] スーパーマーケット・精肉店のコンサルティング・マーケティング
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「稼げる肉の売り方、食べ方伝道師」として地元に息づく地元スーパーならでは事例を通じて情報発信しています。フードサポート研究所ホームページはこちらhttps://jimoto-super.com

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