可住地面積・可住地人口密度 いわき市と郡山市 同程度 | いわき情報堂

いわき情報堂

いわきの情報、日々感じたことなどを綴っています。

可住地面積とは、総面積から林野面積と湖沼面積を差し引いた面積。福島県内のいわき市と郡山市の可住地面積と可住地人口密度を比較。
 
 
■可住地面積と可住地人口密度〔地域経済総覧2019年版 から〕
・いわき市
 351.41k㎡ 924.2人
・郡山市
 337.34k㎡ 958.1人
 
 
いわき市と郡山市の可住地面積・可住地人口密度はだいたい同じ。
 
 
 
いわき市の人口分布について、〔いわき市の人口 平成30年10月1日現在|いわき市発行〕で次のように解説している。
“平成30年10月1日現在の市街化区域内人口は280,861人、行政区域内人口の81.9%が市街化区域内に住んでいる。
 市街化区域面積は行政区域面積の8.2%であり、1k㎡当たりの人口密度を比べると、いわき市全体では278人で、市街化区域内では2,791人となる。これはいわき市の場合、面積が広大でありながら山林などの非可住地面積が7割以上を占めていることから市街化区域内に人口が集中するためである。”
 
 
 
 
・いわき市域西側の阿武隈高地の中山間地域の面積が加わっているので、その分、いわき市の総面積が広くなっていて、その中山間地域の面積を除くと巷で言われるほど広大な面積ではないと思います〈市の総面積(1,232.02k㎡)だけを見て「広い」というイメージになっている〉。
 
・また、広大な市域に人口が分散しているというイメージもありますが、そうではなく、いわき市の総面積の内の8.2%の土地に全人口の81.9%が住んでいて人口密度も高い。市域の平野部の市街化区域に全人口の8割が集中している〈いわき市全体の人口密度は、中山間地域などの非可住地面積が含まれるため数値が押し下げられ低くなる〉。
 
・市の面積が広いから人口が多いとは一概には言えない〈市の総面積よりもずっと狭い可住地地域にいわき市全人口の約9割が居住している〉。