世捨猫のマンドク生活

島展示西面の、ヤドクガエルの水槽の続きを、どんどん見ていこう。

4列目上段。黒い体に、緑色の模様が入った、マダラヤドクガエル。
この色も生息している地域により、いくつかバリエーションがある。

こいつは開けた場所に集まってくれていたので、見つけやすくて助かった。

4列目下段には、ついに最凶3種の内の1種、ココエフキヤガエルが登場。
猛毒バトラコトキシンを分泌し、触っただけでも命に関わる危険なヤツ。

背中にのびる稲妻のような2本の黄色いラインと、体中に散りばめられた星空のような斑模様。
最凶3カエルの中で、毒の強さは2番目との事だが、その美しさは断トツだ。（個人の感想です）

5列目上段は、セマダラヤドクガエルと、リンカクヤドクガエルが一緒に暮らす水槽だ。
セマダラは背中にペンキを塗られたかのような配色で、その色には個体差が見て取れた。

リンカクヤドクガエルは、ココエフキヤガエルと同じような黄色いラインが体中に入っている。
葉っぱの上に、そろって座るその姿は、まるでカエルの、メリーゴーランドと言ったところか。

5列目下段のセアカヤドクガエルは、その名の通り赤い背中が特徴だが
お腹側も、ブチハラヤドクガエルのような青い網目模様が綺麗な種だ。

6列目上段。ベネディクトヤドクガエルは、ズアカヤドクガエルの近縁種という事で
特徴がよく似ているけれど、頭部の赤色や、体の青色が、より濃い色となっている。

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