おばちゃん研修医 in U.S.A.

おばちゃん研修医 in U.S.A.

アメリカ・ワシントン州の田舎町生活ほぼ30年の主婦です。
大人になってから理系に目覚め、40過ぎから始めた大学で生物学の学士号、
大学院で医療科学の修士号を取得後、医学部に入学。
現在はファミリーメディスン研修医。
地域に貢献できる医師になるのが目標です。

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ほんのこの間

電話が通じなかったとか

 

ライバルには二度も

かかってきたとか

 

詳しくは コチラ

 

言っていたと思ったら

もう2年も経って

 

長男が帰ってきた。

 

image

 

 

この2年間いろんなことがあって

いろんな意味で家で暮らしていたよりも

何倍も成長したはずだ。

 

 

空港での出迎えにFaceTimeで

参加したダンナが

真っ先にリクエストしたこと。

 

 

image

 

どうやら・・背の高さは成長しなかったらしい。

 

ま、あんまり変わりませんけど

やっぱり弟に負けたら悔しいよね。

 

しかしなんでそんなことさせるかなっ(`ε´)

 

 

記念写真はみんな本当に嬉しそう。

お見せしたいけど

プライバシーがどうのとかありますので

こんなんで失礼。

 

image

 

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日本がお盆真っ只中で
終戦記念日とかやってる間に

さっさと学校が始まった。



今度の月曜日テストあるのに
また現実逃避してますわ。



ホントは楽しかった夏休みの事とか
書きたかったのになぁ〜



学校が始まって2週目の今日
SPと呼ばれる実習があった。



これはStandardized Patientの略で
ボランティアさんたちが患者さん役になって
模擬診察みたいなことをやる実習というかテスト。



ボランティアとはいえ
みんな役者さん。



こう聞かれたらこう答える、と
訓練されている。



今日のシナリオは
胸痛を感じて病院に検査入院したけれど
今の所、心臓に異常はなし。

これから心臓病に発展するのを予防するのに
どうしたらいいでしょう、という相談だった。


シナリオは事前に知らされていない。


大まかな患者情報を開くところから始まって
診察室の中に入って
患者情報の詳細を聞く問診、

それから視診、触診、聴診

最後にこれからの方針を患者に伝える。



これを今回は15分以内にする実習だ。



去年までは20分以内だったのが
2年生に進級したから5分短くなった・・



3年生の終わりに受ける
実技の国家試験ではそれを12分以内に行って

そのあとにカルテ作成を9分以内で行うらしい。




先のことを考えると


やっぱり・・・オソロシィ〜〜〜




で、今回は心臓関係なので
胸部の視診、触診、聴診をしないといけない。






視診をしようとしてガウンを下げた。





( ̄□ ̄;)





その患者さん、

大きな開胸手術の跡があった。





大きな傷跡がありますね。



の私の言葉に



あ〜、それはこの実習には
関係ないのよ。





じゃ、スルーして

視診異常なし。

か?







触診の後
聴診器を胸にあてた。







(((゜д゜;)))







ものすごく不整脈・・





不整脈があることは
聞かされていますか?





あ〜それもこの実習には
関係ないことなのよ。





・・って




8人いる患者さんが
全て同じ名前で同じ症状を訴えて
このクリニックに来るという設定だから

一人が開胸手術跡があったり
不整脈があったりすると
困るわけだけど




見たところもうすでに
心臓病になって手術までして

しかも不整脈もありますやん。





実際には異常だらけで
異常なしってカルテに書くのって
なんか変じゃないですかねぇ?





高血圧なんです。


・・と言ってやってくる患者さんの
血圧を測ったらやたら正常だったり
てのもあるし



何が本当なんだか
分からなくなったり
しないよねぇ・・・?




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保険会社が牛耳る
アメリカの医療制度では

主治医・担当医のことを
Primary Care Provider (PCP)と呼ぶ。


ほとんどの保険会社では
このPCPにまず診察してもらって

その後専門医に診てもらう場合は
PCPの紹介状が必要となる。


この間まで持っていた保険は
ちょっとだけいい保険だったので

PCPをバイパスして
専門医に直接行けたのだけど
今の安物保険はそうはいかない。


PCPには

医師(MD,DO)
Physician's assistant (PA)
Nurse Practitioner (NP)

という人たちがいて
いわゆるドクターはMDとDOなのだけど
PAもNPも同じように診察できる。


大失敗したオバマケアと呼ばれる医療制度では
学費の安いPAやNPに診てもらうと
診察料も安くなるようにしようと提案して却下された。(確か・・)


ちなみに私のPCPはPAなのだ。


ドクターでなくても
ちゃんと医療知識があって経験があれば
PAでもNPでも構わないと私は思っている。



先日の私とPCPの診断のギャップに
一度はズッコケてみたものの
   ↓
詳しくはコチラ


体調がいつもと違うことは
やっぱり自分だから分かる。




そして2日後に出た
血液検査の結果を
オンラインで見て確信した。



赤血球数
ヘモグロビン
ヘマトクリット

の数値がすべて低い。




貧血だ。



子供の時に
学校の朝礼で倒れる子が
いたけれど


そんなことは
私には無縁だった。



貧血気味の友人が
町で献血をしようと言い出して

結局めちゃくちゃ健康な私だけ
献血するハメになったこともある。



貧血になったのは
長い人生初めての経験。


そこでまず考えるのは
何が原因で低血圧、脱水症状で貧血なのか。



考えられるのはどこかで出血していること
・・・くらいしか思いつかない。


検査結果を見た後
クリニックに電話して


これはやはり出血してると思うんですけど?
胃カメラ飲んだりした方がよくないですかね?


ちょっとやんわり言ってみた。


担当医とは直接話ができなくて
電話口で看護師が仲介する伝達ゲームだ。


電話口で看護師も共感してくれる。



PCPに伝えてもらって数日後
同じ看護師から電話で

貧血は大したことないから
鉄分サプリを飲んで
1ヵ月後に血液検査に来てください。

とのことです。



看護師には診察する権利はない。

伝達係なのだ。


彼女に当たってもしょうがない。


貧血になった原因を知りたいのだけど・・
とりあえずしばらくサプリを飲んでみることにした。



1週間ほどサプリを飲んで
おとなしくしていたけれど
やっぱり気になるから

先日のブログでコメントしてくれた人達に
根掘り葉掘り聞いてみて

ありとあらゆる潰瘍の経験豊富な父にも聞いてみて
ある程度確信した後


もう一度電話して

胃カメラ検査をしたいので
紹介状をください。

と言った。


明けても暮れても返事がない。



クリニックはすぐそこだから
何度も足を運んだ。



看護師は丁寧に対応してくれるけれど
PCPから何の連絡もなく
さらに1週間。


その間、別のPCPに乗り換える手続きをしながら
最悪の場合は日本で検査する覚悟もしていた。



すると・・

気絶してからちょうど1ヶ月経った火曜日に
突然電話があって

紹介状出しておきました、と。



本来なら紹介先から電話があって
いつ予約とりましょうか、なのだが


急いでこちらから電話をして

一番早い予約を取ってください!!



たまたま指定の消化器系クリニックで
友人が看護師として働いていて

一番腕のいい医師を紹介してもらい
火曜日に電話して金曜日の予約が取れた。



これは奇跡というか運命というか。
多分キャンセルが出たのだろう。



金曜日、つまり今日
胃カメラ検査をしてきた。



結果・・



胃潰瘍あせる




1ヶ月前の診察で聞いたよね?

絶対に違う

って言ったよね?




その誤診が原因で
胃がんに発展して
死んだりしたら

どう責任とるつもり?



この怒りをぶつけるのは

PCPなのか
崩壊した医療制度なのか・・



そして専門医から出された処方箋、
1日2回朝食前と夕食前に1錠ずつ。



すると薬剤師が申し訳なさそうに

保険の規定でこの薬剤は
1日1錠までしか
出せないんです・・



保険会社と交渉するのは
PCPしかできないんです・・・



o(_ _*)o




この崩壊医療制度との闘いは
まだまだ続きそうだ。



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成績不振で退学になった
クラスメートの心配をしている間もなく

月日は流れ
初夏が夏休みを連れて来た。


長かったようで短かったようで
やっぱり長かったこの1年。



何よりも感慨深いことは



な・・なんと・・

進級できますビックリマーク



о(ж>▽<)y ☆ Yayドキドキ



しかも・・

1学期目は
全然成績がぱっとしなかった

解剖学のテストで
95点二度もとるという
快挙まで成し遂げ・・



この調子でファイナルでも
最高得点で終わろうと
意気込んでいた最終週の火曜日の話。



午前中はクリニカルスキルの実習テスト。

頭の先からつま先までの
健診の仕方をテストされる。


チェック項目を時間内に
正しく全部クリアする。



満点合格~(≧▽≦)



機嫌よく一度アパートに戻って
午後からの講義の準備をして
珍しく食欲の無い中ランチをとった。



講義まで1時間。

なんか急に疲れて
横になった。



中途半端に寝たせいで
寝起きに頭痛・・

と思いながらいつものように
自転車とばして学校に向かっていると



ほんの3分ほどの通学路で
突然吐き気がしてきた。



頭までクラクラする。



今年の元旦に
心筋梗塞で亡くなった義弟が

亡くなる前日に嘔吐を繰り返していた
話を思い出しながら


息苦しくないし
胸痛もないし


これは心筋梗塞じゃないよね?



なんてことを考えながら
学校に到着してトイレに直行。



ちょっと横になったら
楽になりそうなんだけど・・



この学校・・医者がいっぱいいるくせに
医務室がない。




トイレにあるマザーズラウンジのソファに
とりあえず腰をおろした。




再度吐き気がしてきた。




トイレに入ったけど
吐けないし立ってもいられない。




こんなことは初めてだ。




一旦出て手を洗っていると

友人が明るく話してかけてくる。



「なんか・・気分が悪い・・」



と言ったのを最後に
頭が真っ白になって


気がついたら
床に寝転がっていた。





( ̄□ ̄;)!!





辺りを見回すとクラスメートが
10人ほど心配そうに集まっていた。





状況がつかめずにいると

さっきの友人が


突然倒れたのよ。
大丈夫??



彼女が支えてくれたおかげで
ケガはなかった。


あえて言うなら
唇を強く噛んだらしくて

その後しばらく
いかりや長介だったけど。



どうやら気を失って
その間に嘔吐していたらしい。
(お食事中の方スミマセヌ・・)




でもこの茶色の物体・・
食べた覚えのないものだ。




もしや・・これは・・・




血の固まりでは・・・・






てことは・・




胃潰瘍!?





今週で終わりだし
よほどのことがない限り
進級もこの段階で決まっていたから


ストレスはほぼゼロに近いのに・・

なぜこの時期はてなマーク




しかし・・

茶色い嘔吐物にまみれて
(お食事中の方・・・再度申し訳ない)

トイレの床に横たわるおばちゃん・・



これはまさに地獄図だな。





結局午後からの講義は休んで
小テストは後ほど受ける手続きをして

しばらくソファで休んだ後
自転車で帰宅した。




それから最終日の金曜日まで
まるで頭が働かずに

最高得点でゴールするどころか
なんとも情けない結果に終わった。




(´_`。) トホホ・・




すぐにERにでも行けばよかったけれど
時期的に友人に頼むのも申し訳ないし

自宅に戻ってきてから
いつものクリニックに行った。



状況を説明して



胃潰瘍ですかね?



と聞いてみた。




いや~それはないわ。


胃潰瘍は本当に痛くて
毎日血を吐くくらい
大変なのよ。



あなたのは低血圧の脱水症状。



水分はしっかり摂らないとダメよ。






(x_x;)






あんなに大騒ぎして
低血圧の脱水症状って・・





ズッコケましたがな。




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先学期、単位を落とした学生は
先週の金曜日

つまり三連休の始まる前日に
一斉に通知が来たらしい。



詳しくはコチラ



三連休が明けたら
来ていない学生が数名・・




( ̄_ ̄ i)





先週メールで薬理学を

落としたと言っていた友人も

来ていない。



前回は

夏に取り直すと
言っていたので


落としたのは1クラスだと
思い込んでいた・・



その後も普通にメールをして
夏までにチューターを雇って
猛勉強すると言っていた。



学校に来ていないので
またメールしてみたら

全然返事がない。



( ̄Д ̄;;




執拗な私のメールに
あきれたのか


昨日やっと返事が来て


今の段階では
戻るか戻らないか分からない。


という。




(((( ;°Д°)))) えぇっっ




その後の私の問いには


答えがない。




プライドの高い彼は

私に薬理学を落としたことを
言うのさえ
プライドが許さないのに

もう一クラス落としたとは
言えなかったのか・・?




おそらく予測では
2クラス単位を落として

恩赦の懇願中なのだと思う。



単位を落とした学生が
留年を許されるのは

事情をよく説明し
教育審議会の
承認が必要なのだ。



その承認待ちなのだと思う。



結局140人中
留年・退学が決まったのは

5人。


3.6%。




これは過去最高記録らしい。




カリキュラムが
新しくなったせいで

こんなに脱落者が出たのでは
失敗・・なんじゃないの?





実にシビアな現実。




入ったらこっちのもの・・

では絶対にない


医学部。



おそろしぃぃぃぃぃぃ~~~~~



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別にそんなことばっかり考えながら
人を見てるワケではないけれど

このクラス、結構イケメンが多い。



平均年齢25歳だかの
クラスメートたちを見る
目線はいつも母親。



この子の母は
絶対に自慢だろうなぁ。

誇りに思ってるだろうなぁ。


みたいな。



で、いつも私が座る
前の席にもイケメンがいる。



そのイケメンが
最近私の隣に座ることが
多くなった。



この講義室
列ごとに段差になっていて

後ろに行くほど高い。



いつも前から3列目に
座るのだけど

ちょうど前の画面が
目線のところにあって
見やすくて気に入っている。



ところが
そのイケメンが
隣に座るようになってから

彼の追っかけ的な
女友達もゾロゾロと
移動してきた。




なんか窮屈なんですけど・・




この間なんて

ちょっと遅く登校したら
いつも座る席が
追っかけにやられて

前の列に移動するハメになった。





(`ε´) ちょっとちょっとぉ~






今朝早めに登校したら
席が結構ガラガラ

でもそのイケメンは
もう来ていて座っていた。




「最近はこの列の方が好きなのね?」



ちょっと皮肉でも言ってやろうかと
思いながら彼の隣に座った。




「そう。この席の方が
画面が目線レベルで
見やすくて好きなんだ。」




「そうよね。
この列は私も見やすいから
大好きなのよ。

いろいろと
違う席に座ってみたけど
ここが一番いいと思う!」




あ・・




いつの間にか
彼のペースにはまっている。





ちょっとイヤミでも言って
追い出そうと思っていたのに。




( ̄ー ̄;




今朝は道路が凍結して
地域の学校が2時間遅れになった話題から

子供の話になり


私が子供たちと
離れて住んでいることを話すと


「それは大変だね。
子供達もきっと寂しいだろうね。」


「うちの子はもう高校生だから
ぜっんぜん気にしてないのよ。
私はもっと会いたいけどね~。」



「えぇぇぇっっ

高校生!?

そんな大きい子が
いるように見えないね!」





(///∇//)





えっ・・そうかしら・・・




一番上は20歳だとは
言えなくなった。




ましてや
クラス最年長だとは・・






結局はこのイケメンに
コロコロ転がされて

前の席に戻れとか

そんなイヤミなこと
言えなかった。




頑張って早起きするか。



三文の得だもんね。



おばちゃんパワーは
まるで刃が立たない

イケメンパワーだった。





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足立区に8ヶ月住んでいた
長男が転勤になって
千葉県に移った。


今度はもっと都会に
行くのかと思ってたから


千葉?
左遷?


実際のところ
転勤になる場所とかで

地位が決まるワケでは
ないけどね。




神に仕える身。

行けと言われれば
どこにでも行く。







今回はちょっと
肩書きがついた。



「ディストリクトリーダー」


つまりその地域の
宣教師たちを
統括する責任者。



おぉ・・


出世。



( ̄▽+ ̄*)



いやいや・・
これも別に

履歴書がよくなるわけでも
ないですけれど。



残り8ヶ月だから
もう宣教師の中では
「先輩」なのだろう。



最近送られてくる写真が
やけに丸顔だと思っていたら

先日の年に2度の
チャットで顔を見て

娘に大笑いされていた。



「めっちゃ太ったぁ~~」



日本でおいしいもの
いっぱい食べて

10キロ以上
体重が増えたらしい。



このままでは
池中玄太を追い抜く勢い。



(  ゚ ▽ ゚ ;)



ま、辛くてガリガリに
痩せてしまうよりは
いいよね?



太ったせいで
逆立ちをしたまま
腕立て伏せが
1回しかできなくなった・・



って・・



そんなん・・
前はもっと
できてたんかぁ?



恰幅の良さだけは
出世街道まっしぐら

ってことですな。



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春学期が始まって1週間。


冬休みのダラダラ癖が
すっかり身について

なかなか勉強する気に
ならない。



始まったばかりといっても
まるで容赦なしの内容。


義弟の葬儀で休んだ初日から
小テストがあって
後日追試を受けた。



ちなみにテストは
追試の方が難しい。

それは後で
クラスメートと話をして
発覚したこと。



講義の最後に
今学んだことについて
小テストがある。

ちゃんと予習したか
講義に集中していたか

をみるためなのだろう。



あまりに頻繁にあるので
慣れたと言えば慣れたけど

やっぱり平常心では
いられない。



金曜日、5つ重なっていた
最後の小テストが
終わってから

待ち合わせをしていた
友達からショッキングな
ニュースを聞いた。




その友人は
解剖学を・・

落としたらしい・・・





( ̄□ ̄;)





先学期は
成績がよくないからと

何度も一緒に勉強した。



このクラスをパスするには
期末テストで80%
とらないといけないと

彼女は言っていた。




それが
足りなかったらしい。





クラス平均を考慮して
合格点の調整や

点数の払い戻し(!)
があるから

絶対に大丈夫だと
思っていた。



それなのに・・
たった1%足りなくて
単位を落とした。




非情・・よね?




基本、この学校は
年間で2クラス以上
単位を落としたら


即、退学。




つまり彼女は
リーチがかかったワケだ。




でも・・

この話、珍しいことでは
ないらしい。



別の友人からメールが来て



クラス、全部パスした?

俺は落とした・・



というメッセージだった。




彼は薬理学を落としたらしい。




教授は過去30年間
このクラスを落とした学生はいない

と断言していたから
全員がパスするように
強引に調整するものだと思っていた。




なのに・・



すると
待ち合わせをしていた友人の
携帯が鳴った。



また別の学生だ。



深刻な話をしている。




電話を切って
青ざめた友人が

彼は2つクラスを落として
留年が決定した、と。




( ̄□ ̄;)!!





退学にならなかっただけ
恩赦なのだろうけれど




こんなに身近に
3人も・・・

クラス140人中
何人いるんだろう。




医学部とは
本当に恐ろしい所だ。





この胃の痛みは
お餅の食べ過ぎだけでは

なさそうだ・・





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元旦に亡くなった義弟の葬儀が
月曜日に決まった。



いや・・厳密に言うと
借り押さえ。



葬儀場は
支払いをしてしまわないと
葬儀の日程を確保できないと言う。




本当なら週末に
たくさんの人たちが
訪れられるようにしたかった。




シングルファザーの義弟に
残された子供たち3人は

結局、19歳の長男が
下の弟たちの面倒をみる
ということで落ち着いた。




彼が葬儀を出せるような
大金を持っているはずが無い。



週末は特別料金がかかって
割高になるらしい。



だからできるだけ
安上がりになるように
やむなく平日。



義弟は埋葬する場所は
生前に購入していたけれど
それ以外にたくさんのお金がかかる。



できるだけ安上がりと言っても
棺や墓石を安物にはしたくない。




いろいろな思いがめぐる。




7年ほど前に義母が亡くなった時にも
葬儀代で苦労した。



その時は7人兄弟で職を持っていたのが
ダンナを含めてたったの二人。



上の義姉と二人で全額出し合った。




それが今はダンナも無職・・



前回の二の舞にならないように
今回はFBを通じてオンラインで
寄付金を呼びかけた。




たくさんの人が共感してくれて
寄付してくれたけれど

なかなか額が増えない・・




私たちはできるなら
直接援助したかったけれど

呼びかけているだけでなくて
自分も見本になった方がいいかと
そのオンラインシステムで寄付した。




FBで呼びかけるのは
確かにいいアイディア。

事情を知らないたくさんの人たちにも
呼びかけることができる。




だけど



これは立派なビジネスだ。





集まった寄付金のうち
5%だかを手数料として
支払わないといけない。




葬儀場にしてもそうだ。



全額支払うまで
葬式の日取りも決められないとは。


しかも
死んでから購入するものは
生前に購入する額の
3倍ほどに値段が跳ね上がる。

 

人の弱みにつけこんだ
悪徳商法ではないか。



義母が亡くなってから
私たちも埋葬地を購入した。



でもこれだけでは
全然足りない。



自分たちに万一のことが
あったときに

悪徳業者が大儲けしたり
子供たちが苦労しないように
 
もっと準備しないといけないと
痛感している。




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月曜日から学校が始まる。



もっと冬休み中に
学校に関することを
書いておきたかったけど


あっという間に時間が
過ぎ去ってしまったわ。




医学部1年生は
解剖学が1年間あるのだけれど


毎週木曜日の午後
4時間に渡って
解剖学の実習がある。



4人一組で一体の屍体を与えられ
課題の部位を解剖する。



そして、4時間の解剖の最後に
小テストがある。



この小テスト
たった2点のホントに
小さなテスト。



だけど
プレッシャーが
尋常でない。



なぜなら・・



グループの4人に
それぞれ違う質問を
与えられて

それを口頭で答える。


その4問の質問が
全部正解で初めて


1点もらえる。



つまり


誰か一人でも
解答を間違えると
グループ全員減点。





(゜д゜;)





で、
あとの1点は
メンバー4人が
知恵を合わせて
答えるのだ。




これは
完全に連帯責任。



自分のヘマで
他人に迷惑をかけたくないから



実習の4時間は
ものすごく集中して
勉強する。



私のような落ちこぼれには
賢いメンバーが
必死で教えてくれる。



これで絆も深まって
全問正解した時の

テンションの上がり方も
尋常でない。



こうして
これからの医学に必要な
チームワークが

養われると
いうことですな。




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