西京極 紫の館

【出演】
　ザカリー・リーヴァイ
　アッシャー・エンジェル
　マーク・ストロング
　　
【ストーリー】
思春期を迎えたビリーは、魔術師にヒーローの才能を見いだされ、世界の救世主に選ばれる。「シャザム!」という言葉を唱えると、S=ソロモンの知力、H=ヘラクレスの強さ、A=アトラスのスタミナなど六つのパワーを持つ筋骨隆々のヒーローに変身する。だが、ビリーの心は少年のままだった。

【西京極の評価】
何も情報がなく『シャザム！（仮）』のタイトルのみが発表されていた当初、「パパラパ～ッ！」と叫んで登場するアラビアンナイトのランプの精みたいなアノキャラの実写化だと勘違いしてました(笑)アレは『出てこいシャザーン』でした。それはさておき、本作、元は「キャプテンマーベル」という名のDCヒーローだったそうで、何ともややこしい。お話は当世流行りの擬似家族がテーマ。見た目オッサンのヒーローが子供っぽい無邪気さでヒーローという立場を楽しんでる辺りは面白かった。でも後半ヴィランとの対決シーンは正直くどい。もっとテンポ良く描いて2時間ジャスト位にまとめられたはず。どうやら続編もありそうなので次回に期待します。

おまけ：
７つの空席に６人…余った１席は誰が座るのかが、観終わっても気になってます。（ネタバレにならないボカシた表現にしておきます）

【総合評価】　☆☆☆★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆★★
　演出/演技　☆☆☆☆★
　映像　　　　☆☆☆☆★
　音楽/音響　☆☆☆★★