西京極 紫の館

昨日サンガの試合を観戦して帰宅すると、
妻と娘がエアコンの室外機の前であ～だこ～だ言っている。
「どないしたん？」と訊ねると、室外機の裏に仔猫がいるのだと言う。
地べたに這いつくばって室外機と壁の隙間を覗き込むと、なるほど猫らしきものが見える。

「昼頃から鳴き声だけ聞こえてたんやけど、どこにおるかわからんかってん」
「親猫らしい猫もおらんし、夜の内に死んでまうかもしれん」
たしかに陽が落ちてから急に冷えてきたし、放っておけない。
手を入れて掴まえようとしたけど、怖がって出てこないらしい。

「ほな、僕がこっちから手ぇ入れるし、反対から出たら掴まえーや」
と言う事になって僕も捕り物に参加してようやっと仔猫の確保に成功。
思った以上に小さい。生後１か月から２か月ほどの仔猫である。

「ノラやとしたら病気持ってるかもしれん。医者に連れて行かんと！」
今からでも診てくれる動物病院を探し、車に乗せて連れて行った。
獣医さん曰く十分食事を取れてなかったらしく痩せているが、弱ってはいなさそうとの事。
「とりあえず一週間様子を見てから再診しましょう」と言われた。
保護してすぐ予防注射したりするとストレスで死んじゃうかもしれないからだそうな。
「とりあえず保護猫として飼われますか？」と訊ねられ、
「そうですね、放っておけませんし」となり、今も我が家におります。
エサやり担当の娘にはどうやら懐いた模様。


男の子で目が青い。ノラのくせになかなか可愛い！

ウチにはすでに犬２匹にカメ１匹と幼児１匹が同居しておりますｗ
僕は過去ネコだけは飼った事がありません。
はたしてこの新入りサンは我が家に馴染んでくれるのでしょうか？
まずは…元気になってくれるよう願うばかりです。