西京極 紫の館

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CURED キュアード  監督/デヴィッド・フレイン

2020年05月29日 23時19分20秒 | 西京極シネマ
【出演】
 エレン・ペイジ
 サム・キーリー
 トム・ヴォーン=ローラー

【ストーリー】
アイルランドで人間を凶暴化させるウイルスのパンデミックが起きてから6年。新たな治療法によって回復した75パーセントの人々が社会復帰することになった。シングルマザーのアビーは、回復した義理の弟セナンを受け入れる。一方、回復者を恐れる市民の抗議デモが活発化し、不満を持つ回復者たちは復讐テロを企てていた。

【西京極の評価】
コロナ禍で映画館が休館してから約二ヶ月。ようやく劇場で映画を鑑賞出来ました!ソレもこの時期に打ってつけとも言えるアフターパンデミック物。ほぼゾンビのような症状を起こすウイルスからの回復者(コレがタイトルである"キュアード”)の視点から差別や迫害、孤独を描くというかなりツイストの利いたシナリオが秀逸。一種のゾンビ物ではありますが、アフターコロナ(いやウイズコロナかな?)の今観ると、色々考えさせられる映画です。人間にとって一番大事なのは、自分に寄り添ってくれる誰かがいてくれるかどうか、ですよね。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

おまけ:
緊急事態宣言前は単純に一席だけ空ける市松模様の座席でしたが、宣言明けとなった今は何とさらに前後の一列もソーシャルディスタンスで座れなくなってました。満席になっても総座席数の1/4しか座れません。映画に集中出来て快適といえば快適ですが、こんなんで映画館の経営が成り立つんだろうかと心配になりました…

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