映画「マトリックス」で有名なキアヌ・リーブス。
「スティングの多幸感」にマトリックスの持つ世界観について書きました。
人間は年齢と共に、三界(「現実界」・「想像界」・「象徴界」)の位相を変えていくのかもしれません。
現実界にこだわらなくても、象徴界が豊かになり、それが仮想界にも反映されていく。
年を重ねるというのは、きっとそういうことだ。
愉しみ方や価値を置く世界が、位相をずらすように変わっていく。
私たちの認識する世界は相対的なものであって、それぞれなのだ。
誰もが同じ絶対的世界の下に生きているのではない。
キアヌ・リーブスは54歳、武田信玄が没したのが53歳ですから、
7月に53歳を迎える私と丁度同じ年回りです。
( ↓ )甲府開府500周年の信玄公祭りへ突然誘われて馳せ参じました。
学生時代を彷彿とさせるような誘われ方。まだ平成の4月6日のことです。
( ↓ ) 私はキアヌのことを尊敬しています。きれいごとだけではない正直さがあるから。今週公開になったばかりのレプリカズ。
多少境遇が悲惨なものに感じられても、人は所詮おんなじようなものです。
必要以上にメゲル必要などありません。
キアヌのようなスターであっても、要は価値観次第です。
他人と較べることにあまり意味なんて無いのです。
私は、たとえば時計や服を買いたくなったときに、
本当にそれはなくてはならないものなのか、
おまえの(時計をはめれる)腕は一本だぞ、とか、服を着る身体だって一つしかないぢゃないか、って自問自答してやめることが多いです。
彼は人間っぽい神のようです。
キアヌ・リーブス、暴走が加速する天才科学者に/映画 『レプリカズ』予告編
映画「レプリカズで」マインドのアップロードがテーマになる位に、
AIが人間の知性を超えるシンギュラリティの近づきがリアルに感じられるようになって来た令和の時代。
誰もが同じ絶対的世界の下に生きているのではない。
愉しみ方や価値を置く世界は、人其々に、位相をずらしながら、変えていけばよいのだし、変わってゆくものなのだ。
I'm only sleeping - The Beatles (LYRICS/LETRA) [Original]
私もそろそろ、パラダイムをシフト・チェンジしていけばよいのだと思うのです。
いつまでもビジネス・タームに固執するのではなく、その時々の適応の仕方があると思うのです。