温故知新~温新知故?

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賞金稼ぎスリーサム!  川瀬七緒 読了 〜登場人物、女性ハンターがいい〜

2020-03-11 23:31:22 | 

賞金稼ぎスリーサム! | 川瀬七緒 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
内容紹介
乱歩賞作家による痛快長編ミステリー!
 麻布署捜査課の刑事だった藪下浩平(43)は、寝たきりの母を介護するため、期待されるキャリアを捨てて1年前に退職した。母親を大切に思うあまり、いまだに独身を貫いている。
 そんな藪下のもとへ、東京の下町で起きたペットショップ放火事件の調査依頼が舞い込む。なぜか名指しで、さらに事件には多額の報奨金が掛けられているという……。指名したのは、藪下に公務執行妨害で逮捕された経歴を持つ「警察マニア」にして、桐生製糖株式会社御曹司の桐生淳太郎(33)だった。
 藪下と桐生の2人で調べ始めると、現場に出没する美少女に出会う。彼女は、あらゆる狩猟資格を持つ謎のハンター・上園一花(24)だった。
 世代も性格も考え方も異なる3人は、報奨金のために手を組むことになる。元ペットショップ店主犯人説の警察とは別のアプローチから真相に迫っていくのだったが、真犯人らしき人物は3人を標的に反撃を加えてきた!
 3人は報奨金を手にすることができるのか!?
 そして桐生には、藪下に並々ならぬ思いを抱くある事件があった……。
 「法医昆虫学捜査官」シリーズが話題沸騰中の、江戸川乱歩賞作家による長編ミステリー最新作!(2019年10月発表作品)

先日、読んだ1兆ドルコーチと同時に図書館から、準備できましたと言う連絡が来て、2週間で2冊か?、読めるかなと思ったけど、本日この2冊めも読了しました。先日のいわゆるビジネス書の1兆ドルコーチと違って、展開が面白く、もっと読みたい読みたいと思って、すぐ読み切れました。
感想にもあるけど、それぞれのキャラクターが独特で、かつ結末は?犯人は?という感じでサスペンス小説独特のスリルが楽しめた。
この本なんで、読もうと思ったのか覚えていないが、たぶん、おお様のブランチか、朝日新聞の書評を読んで興味を持ったんだろうと思う。
どなたか書いているが、それぞれのキャラクターが面白いのでシリーズ化しても面白そう。
川瀬七緒さん『賞金稼ぎスリーサム!』 | 小説丸
『法医昆虫学捜査官』シリーズが人気を集めている川瀬七緒さん。最新刊『賞金稼ぎスリーサム!』(10/30発売)は、変わり種のトリオが難事件を解決するミステリー長編です。個性豊かなキャラクターと、鋭い人間洞察、まさかの展開に読む手が止まらない、極上のエンターテイメントになっています。本作の構想や狙い、川瀬さん流のキャラクターづくりについて、詳しく語っていただきました。

川瀬七緒さんという作者は知らなかってけど、興味を持った。他の作品も読んでみたい。
川瀬七緒おすすめ作品8選をご紹介~無から有を創り上げる~ - サスペンスLIFE
当サイトが厳選した川瀬七緒氏のおすすめの作品8選をご紹介させていただきます。
文化服装学院卒業後、服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーとして 勤めていきます。
その後、フリーのデザイナーとなり、やはり、子供服のデザインを手がけ、結婚を機に東京から横浜に移ります。
2007年から小説の執筆に取り組んでいて、2010年には「静寂のモラトリアム」という作品が鮎川哲也賞の最終候補になります。

ところで、日本で賞金稼ぎっているのかなと思って、検索したら、日本では成立しにくいようだ。
バウンティハンター - Wikipedia
アメリカのバウンティハンター[編集]
保釈保証業者
現代のアメリカにおけるバウンティハンターとは、保釈保証業者(Bail bondsman)からの逃亡者を捕まえて賞金を受け取る業者である。根拠となる法律は州によって異なり、免許を必要とする州もあれば不要の州も一部には存在する。然し、荒くれハンターによるミスが各地で問題化しており、現在は専用身分証、身分章(バッジ)などの携帯義務を課せられている。連邦保安官とは違い、私立探偵同様に、あくまで州法務省・公安部の許可を受けた民間業者。

日本のバウンティハンター[編集]
現代の日本ではこのような制度は認められておらず、個人が賞金をかけた場合は警察から中止要請が入る[1]。
警察では指名手配犯に懸賞金をかけることがある。

しかし、この小説の登場人物のような害獣ハンターはいるようだ。
『賞金稼ぎ』で副収入!?サラリーマンでもできる週末ハンティング (2017年6月16日) - エキサイトニュース
驚くことに『賞金稼ぎ』という仕事は現代日本にも存在します。しかも普段は都会で働くサラリーマンのあなたでも、週末だけで月に数万円の副収入を稼ぐことも可能なのだそうです。
■月に10数万円稼ぐ害獣ハンターも
現代日本における“WANTED”とは、人間社会で悪さをする野生動物たち。例えば、近年凶暴化が目立つクマや、農作物を食い荒らすイノシシ、林業に大被害を与えるシカ、ゴルフ場で貴金属を盗んでいくカラス、ごみ箱を開けて無茶苦茶にするアライグマなどの、世に言う害獣たちのことで、自治体は税金を使って駆除を実施しています。

検索してみると、以下のように結構いるようだ。
大分)女性ハンター、田畑守って 害獣駆除へ県がクラブ:朝日新聞デジタル
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 山あいの地域で、田畑を荒らすイノシシやシカ。猟の免許をとって、その駆除を担う女性が増えている。高齢化で男性の担い手が減ったことが背景にあるとみられる。10月末には、県が音頭をとって発足した「大分レディースハンタークラブ」の活動が始まり、猟に必要な技術を学びあった。
 狩猟免許には、わな、網、銃(装薬銃、空気銃)の4種類がある。県内の女性の免許保持者はここ数年で特に増え、現在は63人を数える。そのうち、26人が「大分レディースハンタークラブ」に加入した。

イノシシ1頭1万8千円、鳥獣駆除に奮闘する女性猟師のメッセージ – MONEY PLUS
シカ肉やイノシシ肉を使うジビエ料理。フランス語が語源で当地では高級料理としてもてはやされ、日本でも主に山間部で古くから親しまれてきました。しかし今、日本の里山は増えすぎたシカやイノシシによって荒らされ、農作物などの被害額は年間約200億円に上るとされています。その「鳥獣害対策」や地域活性化策としてもジビエが期待される中で、さらに注目を集めているのが愛知県で「狩りガール」「ハンター女子」とも呼ばれる女性猟師の清水潤子さんです。

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