うたかたの夢

キャバリアとかぎ針編み、社労士試験に向けて勉強の日々を綴ります。

ひよっこ社労士のヒナコ

2019年11月10日 13時08分19秒 | 映画・その他レビュー
社労士が主人公の小説を見つけました。
ここ最近は本よりテキストが優先で(笑)
読書する時間は全くなかったのですが、
楽天のポイントが貯まっていたこともあり、
ポチッ☆としてみました。


続編も出ていたので一緒に。

楽天ブックス


あまり時間を掛けずにサクッと読み終わりました。
お話自体は小説らしい運びになってますが、
登場する中小企業はリアルにありそうな設定になってます。

このところハラスメントだの、年金だのと話題に事欠かない分野の
お仕事なので、ドラマ化されてもおかしくない内容だと思います。
ちょっと前には労基署の監督官が主役のドラマありましたよね。
(見てなかったけど)


そうそう、社会保険労務士事務所などのいわゆる個人経営の士業は
厚生年金年金の適用外とされてますが、どうもそれが変わりそうです。

共同通信
もちろん、厚生年金だけじゃなく、健康保険、介護保険ももれなくセットです。

社会保険の適用拡大といえば、2016年10月に加入基準が見直しされ、

(1)従業員501人以上の企業
(2)週労働20時間以上
(3)賃金月8.8万円(年収で約106万円)以上
(4)1年以上の雇用見込み
(5)学生ではない

などの条件を満たす場合はパートさんでも加入しなければならなくなりました。

老後2000万円足りないだのなんだのという話もありました。
年金制度を維持するにはもっと加入者を増やさなくては!
と政府はあれこれ考えてます。

少子高齢化で年金の支え手がドンドン減ってくんだから、払う年金もそれなりに
見直しして多少は減らすしかない。と、思いますが、
それをやっちゃったらと支持率下がりますもん。
何しろ高齢者の方が投票率高いし。
年金額の増え幅は抑制してますが、いまもらってる額は下回らないようになってます。

で、加入条件(3)の8.8万円を下げるとかなくすとかいう議論もあったようですが、
いまは(1)を撤廃するとか、501人を51人にするとか、検討してるらしいです。

社会保険料の半額は会社負担ですからね。
中小企業は絶賛反発中。

仮にその話が通ったとしても、社会保険に入りたくないパートさんは多いです。
たぶん、週20時間にならないよう勤務調整するでしょうね。
で、ダブルワーク、トリプルワークをして収入を維持する。
いま現在もそういう人います。

老後になるまで何があるかわからないし、そんな先の未来のことより、
目先の生活費が優先になるのは致し方がないことです。
でも、あちこちの会社を掛け持ちして働くのは、本人も会社も大変なんですよね。


というわけで、 もう少し社会保険を誰もが分かりやすい仕組みにして欲しいなぁと思う今日この頃なのでした。

しかし、もっと分かりにくいのは年末調整です
来年はさらに複雑になります。
申告書の説明もドンドン字が小さくなります。
わざと分かりにくくして申告しづらくしてるんじゃないかと超疑ってます。
もう全国民確定申告にして欲しいです


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。