午前中に雹被害に遭った時の記事を載せたら
「この時の畑のかんぴょうはいつもと同じくらいに剥けましたか」
と農家さんからコメントいただきました
被害に遭ったことより
その後の事が気になるよねーーー
その為のマルモのかんぴょうブログ!!
伊達に年数書いてません
雹が降ったのは2012年5月29日
今回と同じ頃です
5月29日の日中トンネル外しました
トンネルとは
マルチ同様、地温を上げる役割と共に
雹や晩霜対策として必須アイテム
トンネル設置の記事
その日の夕方に
夕方、冷たい風が吹いてきたと思ったら
突然天候が悪化しバケツの水をひっくり返したような夕立が!その後大粒の雹が降ってきた
結構な大きさ、かなりの量!!
翌日畑に行ったら
茎は折れ
葉っぱも穴ぼこだらけ
実もボロボロ・・・
雹被害に遭った翌朝一番に
畑の消毒をおこないました
人間もケガをしたときに
消毒をするのと同じです
この状態のままでは
夕顔(かんぴょうの原料)も病気になって
夕顔がだめになってしまうからです
消毒が終わると
夕顔の実を切り落とします
ある程度夕顔が育ってきたので
なった実を大きくしようと思っていたのですが
栄養が一番使われる実を落とすことで
夕顔を回復させる手助けになります
まるもしゃちょーは広~~い畑をまわり
傷んでしまった葉っぱや
栄養をたくさん使用する花や実は切り落として
樹生回復を待ちます
右が雹被害の葉っぱ
左がその後成長している葉っぱ
雹のあたってしまった葉っぱはかわいそうなカンジですが
後から成長してくる葉っぱは元気いっぱい!
まるもしゃちょーいわく
今までで一番咲いている
とのコト
葉っぱの穴ぼこ(雹被害)は痛々しいですが
夕顔たち、頑張ってます
途中台風にも遭いましたが無事クリア
雹被害の後、回復させるために手をかけすぎて
夕顔の成長がよくなっちゃったようです
(しゃちょー談)
かんぴょうを剥きが始まりました
毎日
剥いて
剥いて
剥きまくり
そして
干しまくる
途中
6月29日とちぎテレビが撮影に来たり
7月10日TBSテレビ、Nスタの撮影が来たり
撮影が受けられるくらいかんぴょう畑は元気になりました
雹の被害に遭ったり、台風にも遭いつつも
8月お盆あけまでかんぴょう畑は続きました
雹の被害に遭った年
収穫数の記録は見つからなかったのですが
途中経過や畑の終了時期を見ると通年と同じ
(もしくは手をかけすぎて育ちすぎた?)
くらい収穫できたし、かんぴょうも剥けました
マルモ農園は雹被害からリカバリーできました
ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
今までも
冷夏や猛暑
梅雨がいつもまでも明けない年
雨が降らない年
色々経験してきています
農作物は天候次第で翻弄される時もありますが
都度手のかけ方を変えて育てています
どこの農家さんも同じだと思いますが
かんぴょう、手塩にかけて育ててます
みなさんの食卓でおいしく食べてもらえますように!
天候安定で収穫できるのが
イチバンなんですけどね