パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

喧嘩が日本語でできるようになってほしい

2019年11月19日 18時58分22秒 | 子どもたちのこと

毎週火曜日の3時からは外国人を親に持つ子供の勉強のお手伝い
木曜日は3年生以上だが、火曜日は2年以下

男の子3人を受け持つことになった
宿題は音読で、一人一人読ませてみるとみんなたどたどしい
日本人がどのくらい読めているかわからないので
一概に駄目判定をするのはためらう

男の子3人は、騒がしい
力・エネルギーが有り余っているのか、ストレスが溜まっているのか
それとも勉強などする気がないのか(でも毎回ここに来ている)
何しろ落ち着きがない
喉をからして注意しても効いているのは数分間だけ

この3人の男の子が喧嘩をした
耳に入った言葉は「友達になってあげない!」
それで、そう言われた男の子は多分ポルトガル語でなにか言い返した
すると、今度は同じ様にポルトガル語で言い返した
こちらはポルトガル語ができないので、何を言い合っているのかわからない
でも感情的になって言葉がポンポン出てくるのは、変な言い方だが
(それがポルトガル語にせよ)少し安心した
彼らはコミュニケーションを取れている
普通に会話できる能力は持っていることがわかったから

それでできることなら、カッカしてすぐ出てくる言葉が日本語だったらな!と思い、
「喧嘩はいけないと言わないから日本語で喧嘩してみな!」
と言ってみたが、残念、それはまだできないようだった
この子たちにはカッカした時、日本語でスラスラ感情の発露ができるようになってほしい
(喧嘩は勧めないけど)

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