6月【水無月】【共存共栄】 | ☆神様がマネージャー☆

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全都道府県の非常事態宣言が解除され、初めての月初め。

今朝も砥鹿神社でのお朔日参りは中止となり、個別での
玉串拝礼となりました。

来月からは通常通り再開される予定との事。

マスクを着用されたえびす様もその日が来る事を愉しみに
されているかの様に感じます。

又多くの皆様とその場で同じ時を過ごせますように!!

 

お朔日参りから帰りの道では制服を身に纏った沢山の
学生たちが学校へと向かう以前と変わらぬ光景を目に
しました。

ただそこにある変化した姿は、多くの学生の顔にマスクが
付けられていたことでしょうか。

皆様もこの新型コロナウィルスに向き合う中で、様々な事
を感じられたのではないでしょうか。

私はこの国が他国に比べ(特に先進国の中で)感染者数も致死率も
驚異的に低いとされているのは、様々な要因が重なり合ってこそ
のものであるでしょうが、その一つには豊富な水資源がある
からこそだと思っております。

基本的な感染予防対策として、水による手洗いが励行されました。

そもそも豊富で美しく綺麗な我が国の水に、塩素による消毒が
なされている訳ですから手洗いの意識付けは何よりも有効で
あったでしょう。

四方を海に囲まれたこの国で水道から流された水は、いずれ海
へと到達します。

話題の【アマビエ様】はそんな水による浄化システムを表して
くれているのではないでしょうか。

同じように、

【のこる罪は在らじと、祓へ給ひ清め給ふ事を 高山(たかやま)
の末低山(すえひきやま)の末より、さくなだりに落ち多岐(たぎ)つ
早川(はやかわ)の瀬に坐す瀬織津比売と言ふ神 大海原に持出でなむ~】

と大祓詞にも登場する、

瀬織津比売(せおりつひめ)】

という神様が、ここ数年特に知られる存在となったその理由は、

【水の重要性】

を指し示して頂いていたのではないかと感じています。

 

この自粛期間中、

【本当に大切なものはなんであるのか】

問われているのではと感じ、それを見つけられた方も沢山
おられるでしょう。

更に私は、

【どう自分を高めるか】

という事も問われていたと感じています。

【苦手な事への挑戦】

そこにどう向き合ったか

その結果はこれより先顕著に現れるのではないかと感じます。

批判のエネルギーも、攻撃的なエネルギーもその力量は増大
しています。

この先、一部でそのエネルギーは更に増大することでしょう。

ふと気付くとそのエネルギーに自分自身が覆われてしまって
いる事さえあるかもしれません。

自分なりの意見や意思を持つ事はとても大切なことですが、
そこに他に対する攻撃的なエネルギーを有することは望ましく
ありません。

報道やSNSによる情報に実は支配されている事もあるかもしれない
という事を認識しておく必要はあると思います。

特にSNSとの関わり方は再考される時でないかと思います。

 

今日から、アフターコロナという次のステージへの幕が開きました。

どうやら私たち人間というものは、

【頼って救われることは無いようです】

私たちは、ウイルスも自然も、そして万物、神仏でさえ、
支配することも、支配されることもなく、

【共存共栄】

する道を模索することが何よりも大切であると感じます。

それは、

まず自分自身が知り、認める所から始まるのでしょう。

救われたい、救いたい自分がいるならば、

【自分自身が強くなる以外ない】

以前にも増してそう感じます。

急がない、慌てない、求めない、何よりも振れない、左右されない、
こんな時でさえ、謙虚かつ平静でいる事ができる確固たる自分を
創り上げなければ
ならないと。

コロナへの関心は持ち続ける必要がありますし、地震、そして昨年同様
台風などの自然災害への警戒心も薄れてはなりません。

特にこの東三河地方は、【水不足】が懸念される地域であります。

宇連ダムの水位も現在【67%】と下降気味であるのはとても
気掛かりです。

これから梅雨時期に入るとしても、その状況にも関心を持つ事が肝要
であり、今から水の使い方もそれぞれが考える事がコロナの終息にも
影響を及ぼすのではないかと感じます。

 

 

どんな出来事も時の流れにより、いつしか忘れ去られていきます。

いずれこのコロナ問題に直面した記憶も薄れていくことでしょう。

それに伴い、せっかく気付いた事も見つけられた大切な事も、
いつしか消え去っていくことさえあるかもしれません。

私たち人間はそう繰り返してきています。

願わくは、

【全ての人がまず自分を大切に、綺麗に言うならば、
 自分を愛し、そしてそうあり続けられますように!】