数年前に亡くなった祖父の遺したものの処分を、時々母に頼まれます。
自分で使いたいものもあり、そうでないものはオークションにかけたりもしますが、困っていたのが古いコイン。
海外旅行の時に余らせたらしいヨーロッパと北米のコインがぞろぞろ
台紙に貼ってあったり、ビニール袋に入れてあったり(このビニールも劣化してボロボロに)
それが大きな財布と箱にごっそり入っている・・・
両替しようにも殆どユーロ以前のものなので、さてどうしたものか数か月迷っておりました。
ネットで「コイン 寄付」を検索してみましたらユニセフがヒットしましたが、現在流通している外貨しか受付していないとのこと。
日本キリスト教海外医療協力会だけが古銭を直接受付しているようでした。
う~む。
祖父も私もクリスチャンじゃないしなあ。
もうちょい、気持ちに沿ったところはないものか。
さんざんキーワードを探して、やっと見つかったのが「お宝エイド」でした。
寄付できる団体が多くて、人間向けだけでなく自然保護や保護犬猫活動もあります。
祖父は医師でしたので、今回は国境なき医師団に送ることに決めました。
いつか私自身が寄付する時は、自然や保護犬猫のために使ってもらえるようにしたいと思います。
時々、聞かれることがあってびっくりします。
動物と暮らすことの何がいいのかと
鳥のくちばしが怖いとか猫の牙が怖いとか犬の・・・云々
動物に感情はあるの?とか。
そもそも、人間はこの地の王者ではない。
生命を頂いて食事をし、植物からは酸素も供給してもらっています。
鳥は植物の種を運んでくれ、虫は分解にも貢献しています。
人間の争いや消費が自然を脅かしてゴメンナサイ、なのです。
犬や猫は特に、人間が共生できるように改良してきた生きものです。
ねずみを狩り、放牧を助け、番をし、癒しあい寄り添えるように。
そのように改良した人間が犬猫の生きづらい世にするのは当然、罪深い。
私は少しでもそれを改善するために生かしてほしいかな。
宝物のように大切に私を抱きしめるこの子の牙や爪が、怖いことなんてあるものですか。
どんな人間より世界で一番、信頼できるパートニャー
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