学卒後ずっと同じ会社に勤めていると、これからも同じ生活が続いていくような錯覚を覚えたものです。
しかし50代、もうすぐ定年はやってくる。
定年後の目標として前から考えていたのは、大学で学んだ美学美術史の続きを大学院で研究することでした。
受験のために哲学や美術史の文献を読み漁り(意外なことにこうした学問の基本的な本はけっこうAmazonのKindleunlimitedに豊富です)、錆びついた英語と仏語のスイッチを入れるべく洋書を読んだり、語彙力を増やすべくアプリを使ったり。
その矢先にCOVID19でがらりと状況が変わりました。
退職金でオンライン授業やってる場合でもなく
重症化も懸念される持病もちの身、感染は避けるに限る。
さりとて元々会社組織には向いていない、今でいうHSP体質なのに
やればできるので相当の仕事量をこなした末ストレスで自滅したもので。
これから新たに外で働くのはもうやめようと思いました。
はからずも消去法で、計画変更。
自宅でアクセサリー製作等の手仕事に専念する道を模索
ネットのおかげで翻訳や写真の仕事も1件単位で請け負える時代、そういうツールも利用するつもりです。
書斎兼作業場にいる時間が長くなるので、長らく使っていたイケアのデスクチェアとお別れして長く使えそうな椅子に替えました。
選んだのはセイルチェア。
前屈姿勢にもリクライニングできるので、ずいぶん腰が楽。
天井灯は明るさ重視。
せめて書斎の雰囲気に寄せようと、水面のようなテクスチャーを見つけました。
「危ないからちょっと離れててって言われたニャ」
現場監督しようとした黒ちゃんはごらんのとおり、ふてくされています
天井灯を付け替え終わったら早速様子を見に来ました。
これからもずっと一緒におうちにいるよ。
そこはひとつ、嬉しいことに思えるね
愛用の一眼レフも10年目にして清掃メンテに出しました。
やらなければならないことがたくさん
デザインの他に税金の勉強から仕入れルート、販売ルート探し
外注ルートに通信教育によるジュエリーデザインと製作講座の受講
うまくいくかどうかはわかりませんが
老後の年金の足しに(笑)なればいいなと。
まだゆるっと動きだしたばかりですが
新たな目標に向けて、頑張ります
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