お待たせしました、満月の彩アチューメントのレポートのご報告ですキラキラ


丹部神社に到着すると、月の光をまとった月夜見神が出迎えてくださいました満月
姿形も出雲の神々とはまた違い、涼やかな感じですキラキラ
満月の夜空の様な衣をまとい、白銀の様にも視える髪が美しいキラキラ
線の細い身体の様にも視えるけれど、しなやかな動きは細身ながらも筋肉質なんだなと思いながら後へと続きます。


社はなく、御神木が一本真っ直ぐに天へと伸びる境内神社
御神木を伝わって、天より月の光が鳥居へと向かって川の様に流れています。

月夜見神に促され、お客様の名前を書いた紫の形代を渡すと、その上に右手をかざし、くいっと持ち上げるようにして動かすと、名前がゆらりと立ち上がって月夜見神の足元へと並びます。
それぞれの名前を呼ばれる月夜見神満月
微笑み、御神木へ向かわれるその後を名前がトコトコと歩いて着いていきます。


並んで参拝すると、足元から月の光を吸い上げて月の光の様に輝く名前たちキラキラ


フワリと浮かんで御神木を囲み、クルクルと反時計回りに動きます。


しばらく回っていると、ロイヤルブルームーンストーンの様な輝きがゆっくりと天より降りてきましたキラキラ


輝きは根本まで降り、大地を淡く照らしますキラキラ


『大地を輝かせる、それは魂の根元を輝かせるのと同じ。
人もまた、大地より気を吸い上げて天へと繋ぐ。
人は大地と天を繋ぐ柱の様なもの。

そなたらは、大地との繋がりが弱い様だ。
故に、些細な事で揺らぎ、不安に苛まれる。
しかしながら、大地としっかりと繋がっている者は、多少の事では揺らがぬし、揺らいでも暫くすれば揺れがおさまる。

人は皆、根底では繋がっている。
この地球という星を思い浮かべてみよ。
海で大陸は離れている様に見えるが、その海の底では繋がっている。
皆、一つだ。
全て、お互いがお互いに左右しあい、影響しあっている。

己が何かされたと思えば、相手も何かされたと思う。
お互いに違う見方をしている様で実の所同じ。
相手に己の一部を映してみているだけなのだから。

お互いに近しい距離や関係であればみれる事もある。
離れてみて、初めて気づく事もある。
その時、そなたらはどのような感じを抱くであろう?
人によっては、離れてみてその違和感に気づく事もあろうし、離れてみて有り難みを感じる事もあろう。
どんなに辛く苦しき経験であれども、離れて時が経てば見方も変わろう。』


『この一本の大樹もまた同じ。
様々な天候を体験し、今に在る。
この大樹も嘗ては幼き木であった。
同じ様に、幼き木も他にもあったが、この木だけが厳しい自然環境を耐え抜き、今に在る。
それらを全て、この内に刻んでおる。
外もまた、刻んでおる。

持って生まれた性質に生き様が加わり、その存在を表す色と輝きになる。
この世に唯一無二の存在だ。
同じ様に経験しても同じにはならない。』


『森に目をやれば、たくさんの木々が在る。
しかしながら、この御神木の様な大樹は無い。
大樹に成るにはそれほどの負荷に耐えねばならぬ。

なれど、皆に大樹に成れとは言わぬ。
ただ、大樹に成るにはそれだけ大変だと言う事を伝えたかったまでの事。
それぞれに相応しい色と光をまとうだけの負荷は皆かかる。
それを越えればそなたららしい唯一無二に成れる。』


と、仰って微笑み、輪になって御神木の回りを浮遊する名前にそっと手を差しのべ、一つ一つを掌に乗せて望みを尋ね、小さな月色に輝く弓矢を渡しますいて座

『この弓矢は満月に向かって望みを届ける弓矢。
満月の向こうにはそれを叶えているそなたらの未来がある。
想いの強さが矢を飛ばす。
力の強さではない、想いの強さだ。

望みは願いであり、そなたらがそなたらに送る予祝だ。
だからこそ、叶えた未来の自分へと届き、未来の自分からはか叶えた道のりを教えてもらえよう。

一先ず、やってみるが良い。』

月夜見神が天を指差すと、そこに満月が浮かびます満月
文字は魂の姿となり、弓矢を構えてそれぞれに想いを込めて放ちますいて座

ビュンッと勢い良く飛ぶものもあれば、躊躇うようにゆっくり飛ぶものもあり、また周囲を周回してから満月に向かうものなど、様々ですいて座
それでもどれも良いのだという様に、月夜見神は温かくも優しい眼差しで視護ってくださいます満月


全ての矢が満月へと吸い込まれる様にして入ると、しばらくして色とりどりの文がそれぞれの魂の元へと降ってきました虹
それは、今後の望みや願い、目標への道のりを示す文でもあり、それぞれの魂の輝きを表す紙を使っているようです虹


『一つとして同じものなどはない。
だからこそ、自分には出来ない、無理だとは思わず、己が作り上げた理想という偶像を乗り越えて行け。
敵は外ではなく己自身であり、味方となる好敵手。
そなたらの色をどんな形でも生き様でも良い、悔い無く表現して行け。』

と、月夜見神がおっしゃると、月の光で作った小さな舟にそれぞれの魂を乗せてくださり、そっと月の光の流れに乗せて送り出してくださり、アチューメントは恙無く終わりました満月


皆様、今日はご参加くださりありがとうございましたキラキラ
皆様が個性を輝かせて自分だけの彩を表現していかれますことをお祈りいたしますキラキラ