うーん・・・織田君、気の毒でね。何とかならないものでしょうか。
織田信成氏が関大スケート部監督時代に浜田美栄コーチにモラハラを受けたとして提訴した件。
関大は沈黙を守っていたが、ついに見解を発表。
織田氏の主張
1 練習時間の変更
◆織田氏 → 2019年2月ごろ、小中学生の練習時間が午後1時半~同3時に設定されており、教育機関として良くないと考えたため練習時間を変更。
4月以降、浜田コーチ、部副顧問が相談し、監督である自分に相談することもなく、2月に変更した練習時間帯を勝手に元に戻した。
◆浜田コーチ → 4~5月の2カ月間は我慢して、変更された時間で練習。
しかし、変更提案者の織田氏が練習に来ない、始発バスに乗っても練習開始時間に間に合わない生徒がいる、他の団体(スピード、ホッケー部門)への配慮がない等、困惑が多い状況だったため、父母にアンケートを実施。他の指導者の意見も聞き「元に戻してほしい」という意見がほとんどだったため、5月22日の指導者ミーティングを経て練習時間を元に戻した。ミーティングを織田氏は欠席したため、部顧問から織田氏に説明することになった。
◆他のコーチ陣 → 小中学生が学校を早退して来ることが教育上良くないという理由だったが、変更後は逆に学校を遅刻することになり、保護者から不満の声。元に戻すことについて、5月22日のミーティングで全員の総意で決定。2日前の同20日に浜田コーチが織田氏に「22日に協議し元に戻す」と直接伝えており、本人は気が進まない感じではあったが「はい、はい」と返事していた。
日本のスケートリンクは少ないのです。
だから関大のスケートリンクであっても他の小中学生から大学生、プロまでも一緒に練習しなくてはならない。
そうはいっても、織田氏は関大の監督ですので大所高所から見る必要があり、教育者としてどうあるべきかと考えたのです。
どんなにスケートをやりたいと言っても、小学生や中学生が学校を抜け出して練習するのを黙認するのはよくないのではないか(当たり前)でも、伝統としてプロになりたければそこまでやれというのがある。
浜田コーチの考えは「プロになるなら勉強なんかしなくていい。学校も休んでいい。オリンピックにさえ行ければそれが勝利!」で、織田氏の考えは「学生にとっての本分は学問だしスケートバカやっていては将来に差し支える。だから学校が終わってからの練習にしよう」ってこと。
それに織田氏はあくまでフィギュアスケート部の監督なのでスピードスケートなどは別なんじゃないですか?
浜田コーチは自分の味方を使ってひそひそ陰口を叩くようになったり、シカトしたりという大人げないモラハラを続け、織田氏を孤独に追いやったのです。
2 部則の変更
◆織田氏 → 成績不良者を出さないよう、幹部と相談し、部則の変更を試みたが反対された。
◆浜田コーチ → 2019年1月24日に織田監督から部則の変更について提案があった。休学は大学で定められている学生の権利であるが、部則でしてはいけないとすることは適切か。学生に勉強するよう促すべきではあるが、成績不良者にアリーナでの練習禁止を課すのはどうか、と指摘。部則の変更等、何度も同席の上で話をするように提案しているにもかかわらず、織田氏は欠席して応じていない。
◆他のコーチ陣 → 個人的な相談を受けておらず、書類も見ていない。指導者間では反対をしていたが、織田氏本人に伝える機会がないまま今に至っている、など。
一番の問題はここの部分で「監督」と「コーチ」の立場の違いが浮き出ていると言います。
まず、関西の大学でスポーツ推薦入学者の成績が悪いことが懸案になっているのです。大学は勉強する場所であってスポーツだけやっていればいい場所ではない事を示す必要があると関西系の大学は考えていたそう。
で、織田氏にもその旨が伝えられていた。
織田氏はスケート部においても、授業時間を削ってまで練習し、挙句に成績が落ちて追試をうけたり留年したりしたら大変だと思って、一定の成績がなければリンクでの練習を禁止を提案。また夜の練習時間も変更させた。
浜田コーチは一度は「そうよね」と言っておきながら、織田氏が出張で1週間、大学に行かないでいるうちに勝手に規則を変えた。抗議すると恨みつらみが募ったのか、この頃からわざとモラハラ行為をするように。
3 8の字練習
◆織田氏 → 安全面から3人以上で行わないと決めた「8の字練習」を5人で行っており、危ないからやめるように注意したが、浜田コーチから無視された。
◆浜田コーチ → 当該事案の発生時、自分はリンクにいなかった。
◆他のコーチ陣 → 当該事案は浜田コーチではなく、他のコーチの下で起こったこと。織田監督が監督に就任する前のことで「8の字練習は4人で行う」というルールを設けたのは、当該事案発生後のことである。
織田氏が「おかしい」と思い始めたきっかけはこの8の字練習です。3人で行うルールがありながら5人でやっているのはかなり危険と判断。スケートの大会でも羽生選手などが練習中に負傷したりしている事例を考えた。
なので「3人で」と提案。すると浜田コーチは「あんたは全然わかってない!」と声を荒げて全然いう事を聞かなかった。以後、無視。
以上、織田氏が提訴した時のワイドショーで覚えていることを書いてみました。
その時のコメンテーターの大方の見解は
「関大が織田氏に求めたのは「監督」という名の名誉職で、アイスショーばんばん出ていいよ、解説もどんどんやって。でも関大の「監督」という肩書を大事にするだけで本当に監督業をやれとは思っていない。いわば「広告塔」になってくれるだけで十分だったということ。
そして、浜田コーチは現在女子フィギュアの紀平などを育てている、コーチ歴30年以上のプロ。フィギュア界の女帝。そんな経験豊富な人に32歳の織田信成が最もなことを言っても聞く耳を持つ筈がない。
織田信長と今川義元のようなものでしょうかね。
織田氏は何度も大学側に訴えたけどなしのつぶて。退任する時も「どうぞ」的な感じ。そして関大は浜田コーチについたのです。派閥が勝ったということですよね。
いい加減にやっておけばよかったのに、織田氏は真面目にやりすぎたという話。
本当に意地悪と言うか、関大の名が泣くよね。そして我が子をプロにしたい、五輪に出したいばっかりに浜田コーチにおもねる保護者達によって支えられているんでしょうよ。
私は織田氏に賛成だし、いくら経験豊富だからって監督の地位にいる人を無視したり、陰口を叩いたり、みんなで虐めるようなことをしてはいけないと思います。そういうやり方は「だから女は」と言われるもとです。
フィギュア界って荒川静香やら伊藤みどりの時代から、どうにも女帝の力が強くてスキャンダルを起こしているけど結局不問に付される傾向がありますよね。
どうせワイドショーはこぞって「織田信成叩き」をするでしょう。
でも泣いちゃ駄目だよ。こんな時こそ強くならなくちゃ。
まだまだ若いです。培った経験を生かして、若い選手の育成に尽力して頂きたいものです。
推薦が来た時点で、学校内で一番楽な学部を選ぶようになっています。
法学部や国際系学部の勉強は厳しいので、体育会系ではあまり見かけません。理系もしかり。
関大は立派なスケートリンクを持っていますから、強い選手を全国から引っ張れますし学部も多い。
この問題、闇が深いなあと思います…。
あまりに素直に育ったので裏を読むことなんてできないんでしょうね。
「ここはひとつ、織田君思い切ってやってください!」なんて言われて本当にやっちゃった、って感じではないんでしょうか?
口では「織田君の新しい感覚に期待してるんですよ、私も」なんて言っても長年牛耳ってきた人があっさり
引くとは到底思えません。(これって私の想像ですけど)
一般的な日本の組織ってそういうの多くないですか?
「調整役」というのがいれば「まあまあ」と双方の顔を立てながら少しづつ権力移譲を図っていくのでしょうけど、そう人いなかったのかな。
いきなり裁判沙汰になったということは、あまり織田君には相談する人がいなかったみたいですね。
正論はさておき「ちょっと難しいひと」ってレッテルはこれからしんどいですね。
ホリエモンみたいに「旧式打破!」を生きがいにしてる人がバックについてくれるといいけどね。
一芸に秀でた人間、何か一つとことん好きな人間は、そこに突っ込めばいいんです。本人望むなら、一点張りギャンブルさせてやればいい。駄目でも自己責任。あたればラッキー。
小学生は教育を受ける権利はあるけど、学校に行く義務はない。コミュ障で引きこもった生産性ないつまらないコの欠席より、学校よりやりたいことがあるから休みますなコの方が、可能性将来性あります。
学校はそれでも行かないより行っといた方がいい。
自分も大学で勉強なんかほとんどしませんでしたが、楽しかったし良い経験で行って良かったです。
京都に住んでおりますが、以前はしばらく吹田に住んでいました。知り合いに何人か関大関係者がいますが、こういう力関係による問題のねじ曲げ、臭いものにフタ、という話はよく耳にしました。
また、子どもの同級生にフィギュアスケートをする子がいましたが、どの子も小学校の出席はおろそかになりがちでした。学校は休ませるわ、朝も夜も土日もなくスケートをさせるわ、親御さんのご方針にとやかくいう立場にないとはいえ、痩せ細るお子さんを間近に見てしまっては、とてもよく思えないという保護者は多かったです。まして、華やかな成功を掴む子ばかりではありません。どんなに努力を注いでも、認められない子もいます。その子たちの将来を思えば、まずは健康、安全、それから学力は必須ですよねぇ
小学生の少年野球のお話ですが、
朝のコケコッコー(夜明け)とともに早練、放課後も日が落ちるまで練習。休日も試合か練習。
「いったいいつに勉強しろと言うんだ」と思っていたら、
兄と弟の学力は当然に伸びませんでした。
今でも弟は「活字を読むのが疲れる。子どもの頃にもっと本を読んでおけばよかった。」と言います。
高校、大学は首席でしたので、漢字が読めないわけではなく、読むという行為自体に疲れるのでしょう。
大学の体育会でよく聞く話ですが、彼らは漢字が読めないそうです。
そりゃ、「キヨキヨ」となるわな。
ゴールドメダリストになっても世界に恥ずかしくない教養は身に着けていて欲しいものです。
引退してからも大学で学べるくらいの。
何がさっぱりなの?驚きです。